加藤シゲアキ、作家としての10年を振り返る 斉藤壮馬は“愛してやまない作家”を紹介<タイプライターズ>
8月20日(土)に「タイプライターズ~物書きの世界~」(朝10:25-11:50、フジテレビ※関東ローカル)が放送される。同番組は、作家の知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくトークバラエティー。MCは加藤シゲアキ、進行は宮司愛海アナが務める。さらに、“芸能人ゲスト”には声優の斉藤壮馬が登場し、“愛してやまない作家”として小説家・恒川光太郎を紹介する。
両親や祖父母の影響で読書家に
“芸能人ゲスト”の斉藤は、「ハイキュー!!」(2014年~)や「アカメが斬る!」(2014年)などに出演し、2015年第9回「声優アワード」では新人男優賞を受賞。2017年にはソロアーティストとしてもデビューし、その後、アニメからラジオ、歌手、朗読とマルチに活躍している。読書家である両親や祖父母の影響で実家には本があふれており、多いときには月20冊くらい読むという。
そんな斉藤は小説家の恒川を紹介する。本番組が初のテレビ出演となる恒川は、2005年に「夜市」で第12回「日本ホラー小説大賞」を受賞し小説家デビュー。1作目にして第134回「直木賞」にもノミネートされ、瞬く間に注目を集める。ホラーとファンタジーをベースにした唯一無二の作風で、熱烈な読者と絶大な支持を得ている。
斉藤「最初の1ページ目で好き、と思った」
斉藤が恒川作品の中で特にお薦めの一冊としてあげたのは「夜市」。「最初の1ページ目で好き、と思った。恒川さんの作品は冒頭から引き込まれる」と熱く語る。そして、そんな「夜市」の冒頭を斉藤が朗読する。さらに、斉藤がセレクトした物語の重要なある場面を、斉藤と加藤が恒川の前で朗読。2人の朗読を聞いた恒川は「感激しました」と大絶賛する。また、「夜市」を中心に、最新作「箱庭の巡礼者たち」の魅力、執筆の源となったスポットや作品、恒川が体験した不思議な心霊現象など、恒川ワールドの世界を深掘りしていく。