世界最大規模の同人誌即売会として知られる「コミックマーケット」(略称:コミケ)。その最新回であり、記念すべき100回目となる「コミックマーケット100」が、8月13日、14日の2日間、東京ビッグサイトにて開催。2日間で17万人が来場し、会場は大盛り上がりとなった。本記事では、そんな「コミケ」のもうひとつの見どころである“コスプレエリア”に注目。そちらで撮影したコスプレイヤーたちの写真を、インタビュー記事と併せて紹介していく。
バーチャルYouTuber・兎田ぺこら/コスプレイヤー:篠崎こころさん
今回の記事で紹介するのは、Twitterフォロワー数28万人を超え(2022年8月現在)、グラビアなど多方面で活躍中の人気コスプレイヤー・篠崎こころさん。バーチャルYouTuberの兎田ぺこらに扮して参加していた彼女のもとには、大勢のカメラマンが集まり、蛇行する形で長蛇の列ができるほどの人気ぶりだった。
そんな彼女に“コスプレのこだわりポイント”を聞いたところ、「三つ編みに括り付けた人参です。屋外での撮影だと、ずれてしまってもすぐには直せないので、どの向きから撮っていただいても見栄えが良くなるように、角度にこだわってテグスで固定しました」とのこと。
また、3年ぶりの開催となった“真夏の「コミケ」”に参加した感想を聞くと、「夏コミならではの、この暑さが懐かしいですね。この環境でコスプレをすることで、改めて、夏真っ最中であることを実感しました」と話してくれた。
ちなみに同日には、付近で「となりでコスプレ博2022夏」(略称:となコス)というイベントも開催され、こちらにも大勢のコスプレイヤーが参加。日中は「コミケ」、夕方からは「となコス」と、ふたつのイベントをハシゴするコスプレファンもいて、それぞれがひさしぶりに東京で開催された“真夏のコスプレイベント”を満喫しているようだった。次回の「コミックマーケット101」は、2022年12月30日(金)・31日(土)に開催予定。
取材・文=ソムタム田井