仲野太賀がテレ朝ドラマ初主演 “本格シットコム”で未知の芝居に挑戦「自由に思うがままにぶつかっていきたい」<ジャパニーズスタイル>
主な登場人物
柿丘哲郎(かきおか・てつろう)(30)/仲野太賀
父親に反発し、「虹の屋」の跡継ぎを拒否して家出同然に東京へ。旅館業の古いイメージとは真逆のソムリエ、バリスタ、アルピニストと横文字の職業に憧れるもことごとく挫折。最近までキャバクラの送迎ドライバーをしていたが、父親が入院したことを聞きつけ10年ぶりに実家に逃げ帰る。
人生を甘く見ているのですぐに壁にぶち当たるが、困ったら他人のせいにしたり泣いて自分を哀れんだりして問題をうやむやにするのが得意。高校時代の偏差値は51で、バレー部の補欠。
仲野太賀コメント
珍しいコンセプトで、チャレンジングなドラマになると思うので、初めてお話をいただいた時はとてもワクワクしました。おそらく僕だけではなく、キャスト、スタッフの皆さんも初めての経験が多くなると思うので、みんなで力を合わせて頑張りたいです。
“シットコム”は、これまでにもアメリカの作品などを見て楽しんできましたが、今回は外国の作品の言い回しや雰囲気をまねるのではなく、自分たちが作り出せるもので勝負し、土曜日の夜に気楽に見られるドラマになるといいなと思っています。
本作は、舞台とも違いますし、通常のドラマ撮影とも違うものになると思います。今まで経験したことがないことにチャレンジするということに、とても興味が湧いています。
舞台だと稽古期間があり、時間をかけてせりふを入れていくのですが、今回はそういう時間もなく、毎話、ほぼ本番一発勝負なので、まずはせりふを覚えられるか不安です(笑)。ちゃんとせりふを自分の中に入れて、自由に思うがままにぶつかっていきたいです。
以前、金子茂樹さん脚本のドラマ(「コントが始まる」)に出演させていただいたこともあり、きっと今回もすてきなお話を書いてくださるのだろうなと楽しみです。実際に、台本を読ませていただきましたが、とても面白くて、これを余すところなく、自分の体を通して表現できたらいいなと思っています。
ノンストップ撮影という緊張感と臨場感…怖いもの見たさと言いますか、そういう気持ちで見てもらえたらいいなと思いますが…普段のドラマを見る感覚とはまた違う感じで、「コイツ、こんなところで失敗してる!」とか、そういう部分もニヤニヤしながら楽しんでもらえたらうれしいですね。