目指すは映画化!? ロザン・菅広文が相方の少年時代を書いた「京大少年」刊行
お笑いコンビ・ロザンの菅広文が、相方・宇治原史規の少年時代を記した小説「京大少年」を刊行し、11月29日、都内で発売を記念したサイン会を行った。
同書は'08年秋に刊行された「京大芸人」に続く第2弾。京都大学法学部卒という高学歴を持つ宇治原が、小学生時代にしていた勉強法から、大人になってクイズ番組で好成績を残すまでをつづっている。
菅は自身ではなく相方の生い立ちを書いた理由について、「僕のことを書いても4ページくらいで終わっちゃいます」とコメント。前作は約10万部を売り上げたが、印税の使い道について、菅は「ロンTを2枚買いました」、宇治原は「車のローンにあてています」と、地味な使い道を明かした。今作の目標部数は20万部と掲げたが、「(麒麟・田村裕の)『ホームレス中学生』は200万部!? 絶対超えられないです、無理です(笑)。映画化も狙っていたんですが、こんなにも話がないものなのかと…」と肩を落とし、映画化のハードルの高さを痛感していた。
また、芸能人の結婚が相次いでいるが、2人は「根がまじめなので、安定しないと結婚はしないと思う」とそろって慎重な返答。結婚はおろか、相手もいないという菅は「『京大少年』が売れたら結婚しようかな。印税に寄ってきた女性と結婚します!」と話し、宇治原は「そんなん絶対ええ嫁さんやないやん!」とツッコミを入れていた。
発売中 1470円(税込)講談社