中田英寿「キャプテン翼がなければ僕のサッカー人生はなかった」
スイスの高級腕時計ブランド「ウブロ」は、ウブロ ポップアップブティック表参道の期間限定オープンを記念し、5 月24 日(水)、2018 FIFA ワールドカップロシア大会にて、優勝国へ贈られるFIFA ワールドカップ優勝トロフィーの日本初お披露目イベントを開催いたしました。そして翌25 日(木)には、1 日限定でウブロ ポップアップブティック表参道にて、2018 FIFA ワールドカップ優勝トロフィーを一般公開する。2010年よりFIFA ワールドカップのオフィシャルタイムキーパー、オフィシャルウォッチを務めるウブロ。全試合で選手交代やアディショナルタイムを表示するレフェリーボードに「HUBLOT」のブランド名が登場。過去の大会優勝チームと国家元首だけしか触れることが許されていない、とても貴重な2018FIFA ワールドカップ優勝トロフィーのお披露目に際し、ウブロアンバサダーであるサッカー日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏、そして元サッカー日本代表、現在はFIFA 国際サッカー連盟の諮問機関であるIFAB 国際サッカー評議会の諮問委員を務める、中田英寿氏がゲストとして登場。ウブロ アジアパシフィック リージョナル ディレクターの坂井実和とともに、トロフィーのお披露目をした。
トロフィーお披露目後、ハリルホジッチ氏は「ワールドカップは選手としても代表監督としても忘れ難い経験になります。ただ私の人生では一度も手にしたことはありません。日本代表で大きな仕事をして手にしたいと思っています。まずは、まだアジア最終予選を突破していないので、本大会に出ることが目標ですね」と熱く語った。また、中田氏は「ワールドカップの優勝トロフィーは、優勝したチームの選手、監督しか触れることができません。僕はこの先、触れる機会はないと思いますが、これからの日本代表の選手には、まだまだ可能性があるので羨ましいです」と現役選手にエールを。その後、スペシャルゲストとして、名作サッカー漫画「キャプテン翼」の作者である高橋陽一氏が登場。ハリルホジッチ氏と中田氏とトークを展開しました。中田氏は「キャプテン翼がなければ僕のサッカー人生はなかったと思います。日本サッカーのプロ化も遅れていたのではないかとも思います。それほどキャプテン翼はサッカー界にとって影響が大きく、世界の選手にも愛されています。僕も漫画のプレーのほとんどは、小学生の時に試しました。サッカーをしている人は誰もがプレーを真似したのではないでしょうか」と小学生の頃、キャプテン翼がサッカーを始めたきっかけとなったという秘話も。また、高橋氏は、今後描いてみたいサッカー選手を聞かれると「中田さんを超える選手になるのではないかと期待している、久保建英選手は書いてみたいですね。U20 のワールドカップでも見ましたが、世界でも通用する選手になるのではないかと感じました。テクニックも凄いですが、南アフリカの選手にも物怖じしないメンタルなども有望だと感じました」と告白。
最後にハリルホジッチ氏に対し、2018 年に向けて一言尋ねると「ワールドカップの一番の目標は、まずはアジア最終予選の突破です。また、私が日本で代表監督をしている一番大きな目的は、過去の日本サッカーの偉人の誇りを胸に、今の代表選手たちにも誇りを持ってもらうことです。これからも現段階の代表が野心と情熱を持って戦うのを見守ってほしい」と鋭い眼差しで抱負を語った。