HKT48の矢吹奈子と運上弘菜が9月15日、都内にて開催された映画「向田理髪店」完成披露上映会に、高橋克実、富田靖子、白洲迅、筧美和子と共に出席。矢吹が「機関銃のようにとんでもないせりふを言うシーン」について、富田が「必見」と太鼓判を押す場面があった。
運上弘菜、中国人役に苦戦「『大丈夫かな』と思いながら演技をさせていただきました」
矢吹は、自身が演じた役どころを「国民的アイドルで、劇中劇でヒロインを務めさせていただいています」と説明。役柄そのままですね、という司会の声を受け、「でも、(演じた)零は裏表があるというか。そのままというと語弊があるかも(笑)。そういう部分は自分とはまったく違う」と苦笑しつつ、「言い方とかもたくさん練習しました。言い慣れないような言葉とかもあったので」と打ち明けた。
一方、運上は「私は中国人の香蘭という役をさせていただきました」と報告。中国人の役は難しかったかと聞かれると、「私はずっと中国語でごあいさつすると思っていたので、ニーハオの発音を練習をしていたんですけど、まさかの片言の日本語だった」と告白し、「『大丈夫かな』と思いながら(演技を)させていただきました」と笑った。
矢吹奈子の“機関銃”のようなとんでもないセリフに注目
また、映画の見どころを聞かれた富田は「矢吹さんが、プロデューサー(役)の方とせりふを交わすところがあったんです」とした上で、「機関銃のようにとんでもないせりふを言うシーン。それを覗いていたんですけれど、すっごい早くて。個人的には必見」と矢吹のシーンを紹介。矢吹は「うれしいです」と笑顔を浮かべた。
またHKT48の楽曲が主題歌となっていることについて尋ねられた矢吹は「私は『全然 変わらない』が主題歌になるって知らなくて完成の映像を見た」そう。「最後に『あれ? なんか知っている曲が流れてきているなぁ』と、そこで初めて知ったので、驚きとうれしさでいっぱいでした」と語った。
映画「向田理髪店」は、10月7日(金)より福岡および熊本で先行公開。10月14日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)2022映画「向田理髪店」製作委員会
◆取材・文=山田健史