サンシャインシティを中心に、東京・池袋の東口エリアで定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」。9月に行われた第88回「acosta!」にも魅力的なコスプレイヤーが大勢参加し、会場は大盛り上がりとなった。そんな同イベントで撮影したレイヤーたちの写真を、インタビュー記事と併せて紹介していく。
「SPY×FAMILY」ロイド・フォージャー/おつきさん、アーニャ・フォージャー/空見くれはさん、ヨル・フォージャー/Reilaさん
――コスプレをするうえでこだわったポイントを教えてください。
おつき いちばんこだわったのはウィッグの造形です。生え際パーツを使うことで、髪の“立ち上げ感”を上手く再現できたんじゃないかなと思っています。それと、どうしても銃を手にしたポーズを再現したかったので、併せのメンバーといっしょに近所のコスプレショップに立ち寄って。イベントに参加する直前に、ちょうどいいモデルガンを購入できた…というのも、こだわりといいますか、運がよかったなと思えるポイントですね。
空見:やさし気な雰囲気を出すために、メイクでちょっとだけタレ目にしたところです。それと、アホ毛の再現にもこだわりました。
――コスプレ関係で“この夏の思い出”がありましたら、教えてください。
空見:イベントに参加した際、列を作ってまで写真を撮ってくださる方がいて。今までそういった経験があまりなかったので、すごく印象に残っています。
Reila:コロナ以降、友だちといっしょにコスプレをする機会がほとんどなかったんですけど、今年の夏はひさしぶりに“併せ”を楽しむことができました。それがいちばんの思い出ですね。
「素敵なレイヤーさんの写真を撮ってみたい」
――秋~冬にかけて、コスプレ活動の予定はありますか?
Reila:だんだん涼しくなってロケ撮影もしやすくなるので、秋ならではの風景で写真をたくさん撮りたいです。やってみたいコスプレもたくさんあるので、がんばって撮りためて、冬のイベントで新刊を出すのが目標です。
空見:コスプレをするだけでなく、写真を撮ることにも興味があるので、いろんなイベントに遊びに行って、素敵なレイヤーさんの写真を撮ってみたいな…と思っています。
この度の「acosta!」以降も、10月29日(土)・30日(日)には「池袋ハロウィンコスプレフェス2022」(池袋東口エリアにて開催)、12月30日(金)・31日(土)には「コミックマーケット101」(東京ビッグサイトにて開催)と、コスプレが楽しめる大型イベントはまだまだ多数控えている。
はたしてこれらの開催時には、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか?そうした点にも注意しながら、最新のアニメやコミック、ゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。
取材・文=ソムタム田井