千原ジュニアがMCを務める「ABEMA的ニュースショー」(毎週日曜昼0:00-2:00、ABEMA NEWSチャンネル)の10月16日の放送回では、新入社員に聞いた「理想の上司・先輩」にまつわる調査にちなんで、芸歴10年目以下の若手芸人たちに「理想の先輩芸人」について話を聞くと、若手芸人たちから「清潔感のある先輩だと、すばらしい人間性だと思える」「お笑いコンビ・インディアンスの田渕章裕さん。人のことをよく覚えてくれている」「ダメ出しをくれる先輩」など、多様な意見が寄せられた。
「理想の先輩芸人」
若手芸人たちの率直な意見を聞いた上で、千原は「俺が芸人になった時とは明らかに時代が違う」と驚きながらコメントすると、スピードワゴンの井戸田潤は「『先輩が怒らなくなった』『やさしくなった』って言うけど、それでも芸人界では先輩後輩の関係がまだ強めなところがちょっと残っていると思う。そして、僕は、まだまだ上下関係が色濃いところは残っていてもいいのかな?と思う」と自身の意見を語った。
この話を受けて、千原が「後輩に注意したり、指導したりするんですか?」と尋ねると、井戸田は「注意や指導するのは、『動線に立つな』と『着脱しやすい靴をはいてこい』のふたつと決めています」と応じた上で、「みんなが動いている時に、トビラの前などの動線上に立ってる後輩がいたら、『それはどいたほうがいいよ』と注意している。また、靴ひもを解いたり、結んだりしていると、時間がかかってみんなに置いていかれるから、『いつ、どこで何が起きるかわからないから、それはやめなさいよ』と言っている」と明かした。
的確なアドバイスに、千原が感嘆の声をもらすと、井戸田は「芸事で教えられることは、何もないですから(笑)。『大きな声を出せ』しかないです」と自虐し、笑いを誘った。
また、千原は「なんか俺、動線上でブーツを脱いでいる井戸田に待たされた思い出があるような…」と思い出したようにつぶやくと、井戸田はびっしょりと汗をかき、「汗だけふかせてください…。失礼しました…」と小声で謝罪した。