「ミスマガジン2022 グランプリ発表イベント」が10月18日、都内にて開催。瑚々と咲田ゆなが「ミスマガジン」史上初となるWグランプリに輝いた。
2022年で40周年を迎えた「ミスマガジン」。この日はグランプリの他、「ミスヤングマガジン」や「ミス週刊少年マガジン」など、各賞の受賞者が発表された。
麻倉瑞季「写真集を絶対に出したい」
審査員特別賞に輝いたのは藤本沙羅。「ミスマガジン2018」グランプリの沢口愛華からたすきをかけられ、笑顔を見せた。
感想を求められると「ここまで来られたのは、支えてくださったファンの方々や、家族や事務所の方のおかげだと思っております。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。続けて「今後は女優の道に進んでいきたいと思っていますが、私はクラシックバレエをやっていて、踊ることも大好きなので、ミュージカルとかいろんなことにチャレンジしていけたらなと思っています」と語った。
読者特別賞を受賞した三野宮鈴は、「ミスマガジン2019」グランプリの豊田ルナからたすきを受け取る。感想を聞かれると「今までの人生の中で誰かに選んでいただいたりだとか、こういった大きな何かに挑戦することが本当になくて、なんとなくで生きていたというか、認められるということがなかったので、本当に皆さまのおかげでここに立てたことをうれしく思います」と口にした。
また、今後については「今までは現役高校生インフルエンサーみたいな形で活動していたのですが、インフルエンサーだけにとどまらず、グラビアだったり、いろんなことを経験させていただけると思うので、なんでもやれることがあれば挑戦していけたらなと思います」と宣言した。
斉藤里奈は、「ミス週刊少年マガジン」を受賞。「ミスマガジン2020」グランプリの新井遥からたすきを掛けられ、「これまで応援してくださったファンの皆さん、そして近くで支えてくださった事務所の方、家族、友人に感謝したいと思います。皆さまに恩返しができるよう、さらに気を引き締めて精進してまいりますので、今後も応援よろしくお願いします」と周囲へ感謝。
さらに、「今後はミスマガジンとしてグラビアのお仕事も頑張りつつ、唯一無二の女優として活躍できるように頑張っていきたいと思います」と力を込めた。
「ミスヤングマガジン」の受賞者である麻倉瑞季は、「ミスマガジン2021」グランプリの和泉芳怜からたすきを贈られる。「40周年という記念すべき年に、このような素晴らしい賞をいただくことができて、本当に本当にうれしく思います」としみじみ。
そして、「ミスヤングマガジンとして多くの人に知ってもらえるように、たくさんグラビアを頑張っていきたいです。そして写真集を絶対に出したいです。また歴代の先輩方のように、映画や舞台で活躍できるように、お芝居に挑戦したいです」と将来に思いを馳せた。
咲田ゆな「本当にゼロからのスタート」
見事グランプリに輝いたのは、「ミスマガジン」40年の歴史上初となる二人の受賞者。W受賞を果たした瑚々と咲田は、豊田、新井からたすき、沢口からトロフィーを受け取った。
瑚々は「私は実は、7年前にも一度グランプリをもらっていまして。それが事務所のオーディションの時なんですけど、今回のグランプリとその時のグランプリとはまったく感覚が違っていて。今日から私はまた新しいスタートを切るつもりで頑張っていきたいと思っています」とコメント。
今後については「女優とモデルをやりたいです。女優さんとしてはドラマや映画で活躍したいです。モデルさんの方では、個性的な服とかかっこいい服かわいい服、いろんな服が着こなせるようになって、雑誌などの紙面で活躍していきたいと思っています」とアピールした。
咲田は、自身について「(ミスマガジン2022の)ベスト16が発表された時に、事務所に一人だけ所属していない状況で本当にゼロからのスタートで始めたんです」と告白。また、「ゼロからのスタートだったんですけど、そんな私を見つけて応援してくれたファンの方々、フォロワーの方々に、こうやってうれしいお知らせが届けられることを、私もうれしく思います」と喜びをかみ締めた。
さらに、今後について「声優、アーティストとして活動していきたいなと思っているんですけれども、声優、アーティストに限らず、いろんなお仕事をやっていけたらいいなと思っています。歌とか演技のことはもちろん、芸事の幅を広げていけるように、日々精進してまいります」と思いを伝えていた。
◆取材・文=山田健史