ナイツ、所属の漫才協会のしくじり“漫才新人大賞”“漫才四天王”を暴露「身の丈にあった活動が必要」<しくじり先生>
“漫才四天王”結成
一方、かつての浅草の勢いを取り戻すため、新たなお笑いスターを生み出そうと、試行錯誤を始めた漫才協会の幹部たちは、2001年に「M-1グランプリ」の白熱ぶりに影響を受け、「賞レースを開催すれば話題にもなるし、人材の育成にもなる」と考え、2002年に「漫才新人大賞」を開催する。さらに、「『はねるのトびら』(2001~2012年、フジテレビ系)ってのが、すごい人気らしいぞ!」とまたもや影響を受けた幹部たちによって、ロケット団、ホンキートンク、宮田陽・昇、ナイツからなる“漫才四天王”を結成するも、結局、どちらも話題になることはなかったとふり返った。
ここまでのしくじりをとおし、「なぜ流行ったのか、その真理を理解せずに影響を受けるのはやめよう」という教訓を発表した塙は、「流行をとらえるには、“なぜ流行ったか”を理解することが重要。身の丈にあった独自路線の活動が必要だった」と続けた。
そして、塙は漫才協会に加入してから数年、幹部たちにふり回されるような状態であったとふり返り、「この頃は、テレビに出ている同世代の芸人のように、同じ若手っぽくポップ路線でいくのか…どうしようかというのが、正直、苦しい時期でした」と告白するが、そんななかでも徐々に芽吹きつつあった浅草の演芸ブームを後押しに、「浅草といえばナイツ、と言われるようになろう!」と決心したというナイツは、「浅草の漫才師で売れた若手がいないんだったら、“浅草”という個性を伸ばしていけば、遠回りのようで早道になるのではと考えた」と打ち明け、生徒たちは「すげぇ…」「決心したなぁ…」と感心する。
なかでも生徒役で出演の伊集院光は、「めちゃくちゃえらいじゃん!」と感嘆の声をあげ、「ふつうなら“浅草のせいで”って、ぐちって終わる。うっかり20年経っちゃう人、いっぱいいる」とナイツの覚悟を絶賛した。
その後の授業では、腹をくくったナイツが、さらにその決心を強くするターニングポイントとなった出来事についての授業で、漫才協会の革命へとつながるナイツの奮闘に、教室では終始、感動と笑いが飛び交っていた。
「しくじり先生 俺みたいになるな!!」
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