高杉真宙×葵わかならの濃密な青春描く「逆光の頃」予告編解禁!
タナカカツキのデビュー作である同名漫画を、高杉真宙主演で7月8日(土)より全国順次公開される映画「逆光の頃」。このたび、主人公・孝豊(高杉)の思春期ならではの揺れ動く感情が切り取られた予告編とポスタービジュアルが解禁された。
原作「逆光の頃」は1988~89年に「コミックモーニング」にて連載され、話題を呼んだ作品。原作は全12編から構成されており、日常と非日常、夢と現実。双方の世界を行き来する少年のゆらめきときらめきが、京都の街を背景に鮮やかに紡ぎだされており、その叙情性が高く評価された名作コミックだ。
本作ではその中から、「僕は歪んだ瓦の上で」「銀河系星電気」「金の糸」の3編とオリジナル部分を映像化している。
そんな本作の予告編がいよいよ解禁された。解禁となった「逆光の頃」予告編では、截金(きりかね/仏像等に金箔を張り合わせ、文様を表現する伝統工芸)をなりわいとした父、いつか音楽で食べていきたいと夢を抱く同級生の公平(清水尋也)。
現在とその先の未来を見据えて何かに没頭する彼らと、自分がこれからどこに向かうのか分からず、漠然とした不安に身動きがとれないでいる孝豊の表情が印象的だ。
また、そんな彼を明るく照らす幼なじみ・みこと(葵わかな)の、愛らしく快活な存在感が光る。
前回解禁となったティザービジュアルの実写版のようなポスタービジュアルもこのたび解禁。まるで孝豊が非現実と現実を行き来しているかのような仕上がりとなっているので、公開前にしっかりチェックしておこう。
そして、6月10日(土)には本作の完成披露上映会の実施が決定。東京・新宿シネマカリテにて、高杉、葵、清水、小林啓一監督らが登壇する予定だ。