「『R-1グランプリ2023』やります会見」が11月10日に東京・よしもと有楽町シアターで行われ、一昨年、昨年に続き決勝の司会を務める霜降り明星の他、前回大会優勝のお見送り芸人しんいち、準優勝のZAZYが登壇。しんいちはR-1の優勝トロフィーをテレビ番組はじめ、さまざまな場所に持ち歩いていたが、そのトロフィーの返還式が行われた。
「R-1史上、一番人生が変わった」
まず、しんいちは優勝を振り返って、「あの日にほんまに人生変わった。R-1史上、一番変わったと言われます。ゆりやん(レトリィバァ)とか粗品とかはある程度テレビに出てたから落差はないけど、僕なんか前日までバイトしてましたから」とコメント。それを聞いたZAZYは「すごいですよね、あの日たまたま面白かっただけで」と早速、恨み節をこぼした。しかし、しんいちも、きょうのZAZYの入り時間について「こいつの方が5分あとだった」と、ZAZYがチャンピオンの待遇を受けていると主張しバチバチに。
そんな中、ZAZYが「前回大会終わってからお仕事も増えましたし、CMもやらせていただいたり」と語る一方で、しんいちはCMが「ゼロ」であることが判明。それを受けて、粗品が「やっぱZAZYの大会やったんやな」としみじみ語る場面や、ZAZYがトロフィーを持ちたいと言い出し、トロフィーを持ったZAZYに霜降り明星が「似合うなあ…」と語る一幕もあった。
特別にトロフィー返還の猶予が…
そして、霜降り明星からトロフィーの返還式があることが告げられると、しんいちは「これ返すやつでしたっけ? うそ!? 嫌や」と嫌がる素振り。さらに、粗品が、異例ともいえる“誓約書”を取り出し、『トロフィーの保有期間は次のR-1王者決定まで』『トロフィーを必ず返還することを誓います』という内容が読み上げられた。
嫌そうな顔をするしんいちを「ほんまは今日(返還)ですけど、次の王者決定まで猶予与えてますからね」と粗品がなだめると、しんいちはしぶしぶ誓約書にサイン。しんいちは報道陣に向かってサインした誓約書を見せながら、「キツいって! これ載せんといてほしい…」と最後までトロフィーへの執着を見せていた。