写真集オファーに「うれしかったけど不安がやばかった」
――その1st写真集は、グラビアデビューからわずか約3カ月でオファーがあったということですが、話を聞いた時の心境は?
もうなんか「・・・」みたいな感じで。まず、自分が写真集を出せるとも思ってなかったので。(東京に)出てきたばかりやし、何の実績もないし、その前に活動自体あまりしていなかったので。うれしかったんですけど、うれしさ以上に不安がやばかったです。「これ、売れなかったらどうしよう…」とか。どうしよう、どうしようっていう気持ちが大きかったんですけど、やっぱりこんな短期間で写真集を出させてもらえるってかなり期待してもらっているということなので、その期待に応えられたらなと思って頑張りました。
――タイトルの「なんがでっきょん」はどういう意味ですか?
私の地元の方言で讃岐弁なんですけどで、直訳をすると「何ができているの?」という意味になるんですが、あいさつみたいな感じで使います。「何してるの?」みたいな感覚の言葉で、人と人がつながるきっかけになる言葉でもあるので、この写真集をきっかけに乙陽葵を知ってもらえたらなっていう意味と、「何ができているの?」っていう直訳の言葉をそのまま使って「乙陽葵の1st写真集ができたよ」っていう意味、そして地元の香川を推したいのと、そんな3つの意味があります。
念願だったひまわりに囲まれての撮影が実現
――撮影の時のことを教えてください。
7月に沖縄で撮影しました。テーマは「10代らしさ」です(笑)。沖縄は梅雨で、天気は雨だったんですけど、私がいた3日間だけ晴れて。晴れ女なんですかね?(笑) でも、めっちゃ暑かったです。
実は、私が「ひまわり畑で撮りたい」って希望していたんですが、沖縄のひまわりは夏に咲かないらしくて。なので、打ち合わせの時に「さとうきび畑になっちゃいます」と聞いて、ちょっとショックを受けていたんです。でも、沖縄の方が探してくださって、撮影する前日に見つけてくださって、当日サプライズで連れて行っていただきました。めっちゃ広くて、めっちゃきれいでした。ひまわりは、私が一番好きな花なんです。なので、名前も連想させたくて「ひまり」にしました。
――撮影はいかがでしたか?
めっちゃ緊張していました。最初の方に撮ったカットより、後になればなるほど慣れて、表情が自然な感じになっているかなって思います。でも、やっぱり10代から20代ということで、後になればなるほどちょっと大人っぽく写っているかなって。
――手ブラのシーンもありますね。
初めて挑戦しました。全然抵抗なかったです。撮影前は抵抗あるかなって思ったんですけど、いざ手ブラ撮影ってなっても、むしろ「全然大丈夫です」みたいになっていましたね(笑)。私はもともと横乳が見えるような水着をよく着るので、露出も増やせたらなって思っていました。
――表紙の写真はあどけなさもあって、かわいらしい表情ですね。
本当ですか? これ、マネージャーに「(アザラシの)ゴマちゃんみたい」と言われました(笑)。