紆余曲折を経て/学芸大青春のジュネッセンス!! 【「音とともに生きる。」from 相沢勇仁】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
学芸大青春の3周年記念ライブを終え、ちょうど1週間が経つ土曜日の夕方、お気に入りのカフェでこれを書いています。今回は9月23日(金)にグランキューブ大阪、10月8日(土)にLINE CUBE SHIBUYAで行ったその3周年記念ライブを、改めて振り返ってみたいと思います。
まず率直に、ファンの皆さんが楽しそうにしてくれて可愛かったです(笑)。元気を貰えました。ありがとう。
そして、時間も経ったので包み隠さずに話すと、実は大阪公演の前に少し体調を崩してしまっていました。自己管理不足が原因で、プロとして未熟な自分に責任がありますが、歌いたくても歌えない、練習できないというのは、ライブが好きな自分にとってつらく、「ファンの皆さんの期待に応えられなかったらどうしよう」という不安もありました。
自分の歌やパフォーマンスを楽しみにしてくれている人がいると思うと、「できるだけ良い歌を届けたい。楽しませてあげたい。」って気持ちが強くなる一方で、体調はなかなかついてこなくて、内心「このままだとやべぇな。」って、気が滅入ってました(笑)。ただ、心のどこかで「本番はどうにかなる。」って気持ちも同時にあって。ファンの皆さんの顔を見たらパワーを貰えるし、いつもその笑顔に救われているからです。「皆が楽しんでくれるなら何でもいい。」とさえ思える。最終的には気合いでどうにかなると思ってますし(笑)。
とにかく、本番はその時のベストを尽くす事に集中しようと思って、当日を迎えました。大阪公演も東京公演も、本番のパフォーマンスの出来やクオリティについて、自分なりに思う所は正直色々とありますが、それこそ、「観てくれた人たちが楽しかったと思ってくれる事が一番。」だと思うので、そこは自分の胸の内に留めておきます。僕自身、「コンディションが悪い時に出せる実力が、本当の自分の実力。」とも思っているので、悔しい気持ちもあるけど全て受け入れて、また前に進んでいこうという気持ちです。
そして、今回のライブのアンコールでやった「WHO WE ARE !」で客席に降りて、ファンの皆さんと今までで一番近い距離でパフォーマンスした時に、心の距離も一番近くに感じられた気がしましたし、その時の皆さんのキラキラした表情を見て、楽しんでくれたのかなと思えて安心しました。思い出す度に幸せな気持ちになります。
そんな素敵なファンに囲まれて、素顔を出してパフォーマンスできた事を噛み締めるほどに、自分は恵まれてるんだな。幸せなんだなって気持ちが強くなります。
ライブを迎えるまでに紆余曲折あったけど、上手くいかなかった事も含めて糧になるし、今回のライブで皆さんに会って元気と勇気を貰ったので、今後のライブやイベントで他のグループと共演したり、はじめましての人たちに観てもらえること、そして、またファンの皆さんに会えることが今から凄く楽しみだし、めちゃくちゃ燃えてます!
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。
公式HP
https://gjunes.com/
◆「学芸大青春のジュネッセンス!!」過去の連載はこちら◆
https://ddnavi.com/serial/junessence/