実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフに描かれ、第7回山田風太郎賞を受賞した塩田武士の同名小説を、小栗旬、星野源の初共演で映画化した「罪の声」が映像配信サービス・dTVにて配信スタートした。
「罪の声」ストーリー
小栗旬が演じるのは、大阪に本社を構える新聞社の文化部記者である阿久津英士。多忙でストレスの多い社会部から異動して平和に文化部で働いていたところ、昭和の未解決事件を特集する企画班のメンバーに抜擢される。
それは、製菓会社や食品会社が次々に脅迫され、マスコミや警察に挑戦状が送られるという日本史上類を見ない劇場型犯罪「ギンガ・萬堂事件」。阿久津は、当時の記事や関係者に取材していくことに。
一方、星野源が演じるのは、京都の老舗テイラーの二代目店主・曽根俊也。ある時、父の遺品の中にあった昔懐かしいカセットテープを再生してみると、そこには子どもの頃の自分の声が。謎の文章を読み上げるそれは、なんと「ギンガ・萬堂事件」で犯行グループが使用した脅迫テープと同じ音声だった。
自分が知らないうちに事件に関わっていたことを知り、独自に真実を追い始める曽根。調査の中でやがて巡り会った阿久津と曽根は、徐々に事件の奥深い闇へと足を踏み入れていく。
日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞!
脚本を手掛けたのは、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」を手掛けた人気脚本家・野木亜紀子。緻密な原作を丁寧にひもとき、ラストシーンまで一瞬の隙なく再構築したシナリオで、日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した。
そんな傑作ミステリーの中で綴られる重厚な人間ドラマに向き合ったのが、現在主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も話題の小栗旬。コメディからシリアスまでさまざまな作品で実力を発揮してきた小栗が、少しずつ事件取材にのめり込んでいく阿久津をリアルな芝居で熱演している。
また、曽根を演じる星野源は、幸せな日常と過去のトラウマの板挟みで葛藤する姿を真摯に表現。物腰柔らかな空気と鬼気迫るシーンのギャップに引き込まれるはずだ。
それぞれ関西弁を話すキャラクターに扮し、異色のバディを組むふたりが育む絆、息の合った掛け合いにも注目だ。
ほかにも、元新聞記者の水島に松重豊、阿久津の上司・鳥居に古館寛治、曽根の妻に市川実日子、事件当時を知る証人に橋本じゅんなど、実力派キャストが集結。
実際の事件がモチーフになっているからこそのリアリティを軸に、家族愛や友情、正義といった普遍的な問題を描き出す「罪の声」はdTVにて配信中だ。
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