ユーミンや少年隊の楽曲に秘められた“きゅんメロ進行”とは? マキタスポーツ&スージー鈴木の“今年の一曲”も発表<ザ・カセットテープ・ミュージック>
マキタ&スージーが今年表彰したい曲とは?
続く12月18日(日)放送回のテーマは、年末恒例「第6回 日本カセットテープ大賞」。マキタとスージーがさまざまな曲に独断と偏見で賞を授与する同企画。2021年は優雅なペンタトニックワルツに聞き惚れた五木ひろし「千曲川」を大賞に選出し、時代の流れに抗った(?)二人だが、今回も個人的な思いを炸裂させていく。
今回の各部門賞は、マキタプレゼンツの「日本ドドドッドドドド賞」「日本ノベルティソング賞」「物語系音楽賞」、スージープレゼンツの「特盛カノン賞」「今年のペンタトニックワルツ賞」、そして「第6回 日本カセットテープ大賞」の計6部門。
「日本ドドドッドドドド賞」は、The Supremes「You Can't Hurry Love」をルーツとする特徴的なビートを取り入れた数ある楽曲の中から、マキタが思い入れのある一曲を紹介。歌詞のストーリー性と曲終盤の意外な展開も踏まえて、このビートの重要性を説いていく。
「日本ノベルティソング賞」では、コミカルなテイストの歌詞が盛り込まれた音楽を3曲紹介。時代ごとにミュージシャンたちが何を「おちょくって」きたのかが明らかに。「物語系音楽賞」では、広義の“芸人”がテーマとなった3曲をチョイス。悲哀がにじむ名曲にマキタの思いがあふれ出す。
「特盛カノン賞」では、いわゆる「カノン進行」の名曲群を参照しながら、「ドシラソファミラソファミレドシラソ」という空前絶後の大盛りぶりを見せるカノン進行の名曲を堪能。スージーが思わず「よくこんなこと考えつくな」とうなったレジェンドの楽曲とは。
「今年のペンタトニックワルツ賞」では、2021年に大賞を受賞した「千曲川」に続くペンタトニックワルツの名曲が登場。だが、「今年の」と謳っていながら取り上げるのは「ペンタトニックワルツの当たり年」であった1975年発表の2曲。スージーの思い入れの深さに付いてこれるか試されそうだ(笑)。
そして、映えある「第6回 日本カセットテープ大賞」はスージーがセレクト。今回の受賞曲も半世紀近く前の音源ながら、そこには“2022年の受賞作”でなければならない単純明快な理由があった。満場一致で選ばれたアーティストは誰なのか、ぜひ放送で見届けよう。
#3「絶対に役立つコード進行」2022年12月11日(日)夜9:00-9:55
#4「第6回 日本カセットテープ大賞」2022年12月18日(日)夜9:00-9:55
BS12 トゥエルビにて放送
https://www.twellv.co.jp/program/music/cassettetapemusic/