『KOF』テリー＆ブルー・マリーに扮するコスプレイヤー、キャラに合わせた“体づくり”「筋トレも衣装づくりの一部」
2022年12月30日(金)・31日(土)に開催される「コミックマーケット101」(略称：「コミケ101」、東京ビッグサイトにて開催)。世界最大規模の同人誌即売会であり、“コスプレが楽しめる催し”としても年内最後の大型イベントということで、今回も多数のサブカルファンが集結し、大盛り上がりとなることが予想される。
本記事では、それに先駆けて行われたコスプレイベント「第90回acosta!(アコスタ)」に取材参加し、会場を彩るコスプレイヤーたちにインタビューを実施。「コスプレに対するこだわり」や「2022年の活動をふり返っての感想」に加え、「コミケ101」への参加の可否についても聞いた。
「ザ・キング・オブ・ファイターズ」ブルー・マリー／下僕さん
――今回のコスプレでこだわったポイントは？
格ゲーキャラのコスプレということもあり、数ヶ月前から食事制限や運動をして身体を絞ってきました。衣装では、ベルトの造形の再現に力を入れました。
――2022年のコスプレ活動を振り返ってみて、率直な感想を聞かせてください。
いろいろ挑戦して、コスプレできるキャラクターの幅が広がった気がします。衣装やウィッグだけでなく、武器の制作にも挑戦して。造形に対する苦手意識も払拭できました。
――「コミケ101」には参加されますか？
毎年参加していたのですが、今年はどうしても外せない予定があるので、「エアコミケ」の形で参加したいと思います。
「ザ・キング・オブ・ファイターズ」テリー・ボガード／AKIHITOさん
――今回のコスプレでこだわったポイントは？
日頃から「筋トレも衣装づくりの一部」と思い、キャラクターに合わせた体づくりを心掛けています。今回のテリーは全身の筋肉がデカいのですが、そのなかでも露出している腕と肩をよりよく見せられるように、2ヶ月間、三角筋(肩)と上腕三頭筋、上腕二頭筋(腕)のトレーニング頻度を上げて、強化してきました。それと筋肉に張りが出るように、前日は糖質・脂質を増やした食事に変えたことも、こだわったポイントです。
――2022年のコスプレ活動を振り返ってみて、率直な感想を聞かせてください。
今年はコスプレイベントの開催が、コロナ前の状態にほぼ戻った印象でした。合わせて「鬼滅の刃」の宇髄天元、「HUNTER×HUNTER」のヒソカ、「ONE PIECE」のドフラミンゴ、「ジョジョの奇妙な冒険」の岸辺露伴、アナスイ、「トイ・ストーリー」のウッディなど、たくさんの推しキャラのコスプレもすることができました。イベントに行けない時期は、宅コスやスタジオ撮影で写真を撮り、SNSで交流することが中心でしたが、やはりリアルの場でたくさんのコスプレイヤーさんやカメラマンさんと交流できるのは楽しいですね。それが最高の筋トレモチベーションにもなりました。
「新・光神話 パルテナの鏡」パルテナ／海影さん
――今回のコスプレでこだわったポイントは？
特にこだわったのは、髪飾りと腰のベルトの装飾です。具体的な形状や、どのようにして取り付けてあるのかを把握するために、実際に紙に書き起こして。そこから紙粘土で立体物を作るなどして、試行錯誤しながら完成させました。それと高級感を出すために、塗料の色にもこだわりました。
――2022年のコスプレ活動を振り返ってみて、率直な感想を聞かせてください。
「自分の大好きな創作キャラのコスプレをしたい」という軽率な気持ちからコスプレ衣装を自作するようになり、いろんな衣装制作や造形などにもチャレンジできた1年でした。
――「コミケ101」には参加されますか？
「コミケ」は不参加ですが、年末は好きなゲームのコスプレイヤー・オフ会に参加する予定です。自分の大好きなユニットの併せで推しキャラをやる機会をいただいたので、とても楽しみです！
「ウマ娘 プリティーダービー」テイエムオペラオー／のあちさん
――今回のコスプレでこだわったポイントは？
髪型がふわっとなるようにセットを頑張りました。
――2022年のコスプレ活動を振り返ってみて、率直な感想を聞かせてください。
いつもは男装が多いのですが、今年は女装を半分くらいやりました。2023年は「今よりも強く逞しく美しく！」をモットーに、幅広くいろんなコスプレに挑戦していきたいと思っています。
取材・文＝ソムタム田井
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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発売日： 2022/10/27
