Amazonは、Amazonプライム・ビデオの新しい日本オリジナル・シリーズとして、6月9日よりバラエティー番組「今田×東野のカリギュラ」を見放題独占配信中。“カリギュラ”とは“禁止されるほど試してみたくなる心理現象”のことで、今の時勢では実現しづらくなってしまった企画を番組内で取り上げていく。
今回、MCを務める今田耕司と東野幸治に、本番組でやりたい企画、互いのタブーなことなどを語ってもらった。
「地上波では無理だな」ということも成立している
――東野さんは、初のAmazonプライム・ビデオ出演ですが、地上波に比べてどうですか?
Amazonさんは「予算があるみたい」とか景気のいい話しか聞こえてこないので、地上波に最近よくある制約みたいなものを取り払って楽しくやりたいですね。これまで6回ほど収録やロケをやらせてもらいましたが、お金がかかっている感じはしますし、「いい番組になりそうだな」って気はします。
――この番組がスタートすると聞いた時、どう思われましたか?
今田:最初の番組内容はもっと激しい感じだったんですが、「たぶん無理やろな?」ってことで、そこからだんだん「これくらいはいけるじゃないか?」「これくらいは面白く見てもらえんじゃないか?」と何度か打ち合わせして、結果、できている感じはしますね。
「地上波では無理だな」ということもできていますし、見ている人が楽しめる、笑えるちゃんとしたバラエティーとして成立していると思いますね。
東野:地上波とは違う趣旨で、楽しくやらせてもらっています。やっている時は、地上波とあまりテンション変わらないですけどね。あと、正規の形の動画再生で数年間残るっていうのは、不思議ですね。なんか新しい時代だなと感じますね。
今田:「こんなあったなぁー」と、さかのぼって見られるのはタレントとしてうれしいですね。
東野:数年間、テレビに出ているってことですからね。ありがたいです。本当不思議な感覚です。
――東野さんの持ち込み企画で「東野、鹿を狩る」という企画がありましたが、今田さんも何か企画を考えていらっしゃいますか?
今田:今のところないんですけど、自分が本当にやりたいことだと、熱量が違いますし、見応えがすごくありますね。僕に限らず、誰か(企画を)やりたい人がいたらやってもらって、それをこの番組でみんなで見るっていうのもありなのかなと思います。
――東野さん、「鹿狩り」はどうでしたか?
本当に楽しかったです。次はイノシシで、その次はクマいったろと思って (笑)。地上波ではなかなかやらしてくれないし、ぜひ(「カリギュラ」で)やりたいなと思います。
――お2人ともテレビで司会などやっていらっしゃいますが、互いに戦友意識や特別な感情はありますか?
今田:逆でしょうね。安心しているじゃないですけど。
東野:名古屋でも、一緒にレギュラー番組やっていますし。今田さんというより、Amazonプライム・ビデオでやるという新鮮さはありますね。
今田:トーク内容は、我々ならではじゃないかと思います。地上波ではしゃべれない話とか、ラジオ的な企画はできると思いますね。
東野:地上波でなかなか出られない芸能人がいらっしゃるじゃないですか。そういう人に出ていただきたいですね。我々はしゃべりたいのですけど、向こうのモチベーションもありますからね。ぜひ来ていただきたいのですが、なかなか難しいのですかね…。
今田:そういう方々を温かく迎え入れるのは我々の得意分野だと思うので、ぜひ来ていただきたいですね。