松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第3回「三河平定戦」が1月22日に放送された。徳川家臣団のまとめ役・酒井忠次を演じる大森南朋がコメントを寄せた。
古沢(古沢良太)さんの脚本はテンポ感もいいですし、僕も非常に面白く読ませていただきました。そこに遜色ないお芝居をできるよう、日々頑張っています。酒井忠次を演じるにあたっては、「兄貴分っぽくやるぞ」と自分の偏った考えで構築して演じると、群像劇でのバランスが崩れると思いますので。“劇団家臣団みたいなものですから。バランスをとって、出るところは出る、引くところは引く。家臣団は全員これにつきると思います(笑)。
酒井忠次は、人間っぽくていいなと思います。家臣団や殿とどういう距離感でいたのかという中で、忠次の人柄がにじみ出せたらいいですね。戦国時代も、笑いあり、泣きもあり、踊りもありで皆生きていたはずなので。そこを素直に演じていこうと思います。踊りでいうと、えびすくいは難しかったです。今でも難しいですし、今やってみろと言われて急にフルで出来るかというのも不安になるくらい。でも1年間あるので、来年の今頃には上手に踊れるかな(笑)。伝統芸能ではなく、あくまで宴会芸なので、そこを加味していただいて、視聴者の皆さんには優しい目でご覧いただきたいですね。
古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、一人の弱き少年が乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。“孤独なカリスマ”織田信長を岡田准一が、家康が父のように心から尊敬する今川義元を野村萬斎が演じる他、“戦国最強のレジェンド”武田信玄を阿部寛が演じる。
また、豊臣秀吉としてムロツヨシが、三英傑を結ぶ運命の女・お市として北川景子が出演し、山田孝之、杉野遥亮、松山ケンイチ、山田裕貴、大森南朋、松重豊らも出演。語りを寺島しのぶが務める。
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