コスプレイヤー・塩めろん。が、ファーストイメージDVD「めろんの国」(スパイスビジュアル)をリリース。2月5日に都内で発売記念イベントを行った。
初DVDながら内容は過激
身長153cmと小柄なボディーにアニメ声、さらに色白の童顔と“妹系”の要素を全て兼ね備えている塩めろん。「コスプレは3~4年くらい前からやっていて。もともとはコミケとかゲームショーとかで、趣味のコスプレをしていたんです。でも、だんだん撮影会とかやるようになってから、アニメコスプレはしなくなって、だんだん“えちえち”な感じに変わってきました」と、コスプレを始めるきっかけと、現在の活動を紹介した。
芸名であり、コスネームである「塩めろん。」は、以前務めていたベーカリーの名物メニューから。「コスネームを決める時、他の人とかぶらないようにしたくて。で、塩メロンパンが名物で好きだったので、そこからとりました」と、やや舌足らずな口調で理由を語った。
そんな彼女のファーストイメージだが、衣装によって設定は変わるものの、基本的には妹系。だが、内容は処女作とは思ぬ程の過激っぷり。「最初はパーカーにハイレグの姿で、お父さんとエクササイズをしているという感じで家の中でバランスボールをしています。あと、(全編通して)いろいろなものを舐めていますね。このシーンではアイスです」など内容を解説する。
さらし&ふんどし姿で空手
「あと、高校の頃まで空手を習っていて黒帯なんですけど」と、見た目からは想像できない告白も。「本当は嫌だったんですけど、黒帯を取るまでやめさせてくれなくて。ですので、空手は初段です。あと、空手をやっていたためか、体が柔らかいんですよ」というと、大胆なハイレグカットのスクール水着姿のまま見事なY字バランスを披露。本人はケロッとしているが、周りの大人たちが大騒ぎする一幕もあった。
続いて「さらし、ふんどし姿で空手をしています。で、師範からマッサージをされちゃったりします。他には教室のシーンでは、ホウキで擦られたり、結構太いマシュマロを舐めました」とも。
最初からかなり攻めた内容であることに対して「そうですかね? いやぁ全然。やれるところまでやりたかったので」とケロリとした表情。「やれるところまでやったのか?」と尋ねられると「後はなんか…演技とかがうまくなったらいいなって思いました」というわけで、自己評価は80点と辛口。「また出したいです!」と次回作への意欲は十分だった。
最後に「誰かのまねをするのじゃなく、自己プロデュースじゃないけど、こういったキャラですけど…(笑)」と、妹系過激コスプレイヤーという、ありそうでなかったジャンルの第一人者として突き進むことを明らかにした。
◆取材・文=栗原祥光