世界的マジシャンに弟子入り
また、今回は初めての一人芝居の中で、マジックにも挑んでいるという。
「人生で初めての一人芝居というものをするんです。僕ら5人組で、いつもは他のメンバー4人に光を当てて、曲で盛り上げて、どうお芝居をしていただくかということを、これまでTEAM NACSの26年間の歴史の中でずっと考えてきたんですけど、今回は独り占めで全ての照明を頂き、曲をかけ、自分が一人で好き勝手やるというのが一つの見どころ」とアピール。
さらに、劇中ではマジックに挑戦していることも明かす。「ハリウッドとか世界中で活躍するマジシャンの方に短期弟子入りしまして、その人に習っているんですけど、不思議な世界なんです。『農業×演劇×魔術』、この3つをかけたものが3乗どころじゃない、すさまじいエンターテインメントに仕上がっているんじゃないかなと。見に来ていただいた方全員をびっくりさせたい。僕の一人芝居でぐっと心をつかまえさせてもらって、合間合間のマジックで驚いて、ショーの間ずっと楽しんでいただけるような、そういうショーを作りました。ぜひ見に来てほしいです」と興奮気味に話した。
ブロードウェイで“農業ショー”も
“農業ショー”についても「史上初かもしれない」と熱く語る森崎。「たぶん今までなかったと思うんです。よくスーパーの一角とかで、ちょっとした農業の紙芝居とか酪農家さんの物語とかはあったかと思いますけど、ここまでエンターテインメントとして出したものって初めてかもしれないです。だから、森崎博之の歴史に残る、史上初の農業ショー第1弾ということですね」と高らかに宣言。
「僕らTEAM NACSでよく言われるんです。『世界進出とかブロードウェイとか興味ないの?』って。(その気は)一切なかったんです。でも、『AGRIman SHOW』ならひょっとしたらブロードウェイに行けるかもしれない。やはり生きること、食べること、これは世界共通ですから。世界に打って出るかもしれません、これから。分からないですけど」と大きな野望をぶち上げていた。
同公演は、2月26日(日)までサンシャイン劇場で、3月11日(土)、12日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで、18日(土)、19日(日)に北海道・カナモトホールで上演される。
アミューズ