歌舞伎俳優の尾上松也と声優の阪口周平が、2月28日に都内で行われたオリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」の新シーズン開幕記念イベントに出席。大の「スター・ウォーズ」ファンである松也と主人公・マンダロリアン(マンドー)の日本版声優・阪口が、「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」の5年後を描く同シリーズの魅力について熱く語った。
スター・ウォーズ愛をアピール
「スター・ウォーズ」ファンを公言している松也は「テレビの日曜洋画劇場でエピソード4(『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』)を初めて家族と見た時にそのカッコよさに引かれて以来、ずっと愛し続けております」と熱弁。阪口も「僕は1977年生まれ。その年にエピソード4が公開されたので、生まれたその瞬間からスター・ウォーズと出会っているんです。これは、鉄板トークとしていつも使っています(笑)」と“スター・ウォーズ愛”をアピールした。
登壇時もトーク中も松也がずっと持っていたぬいぐるみは作品の人気キャラ・グローグー。もちろん、2人はプライベートでも持っているようで松也が「ホントにかわいい。毎日抱きしめて寝ています」と語れば、阪口も負けじと「この子はうちにもおります(笑)」と、対抗意識(?)を燃やす場面も。
「スター・ウォーズ」の“超重要作”
レジェンドキャラクターも巻き込む「スター・ウォーズ」の“超重要作”として評価が高い本作の魅力を語る松也と阪口の会話は、まさにファンのオフ会そのもの。松也は「それぞれの作品への愛が深過ぎて新作が出るとホントに大丈夫なのかな、これまでの作品を悪くしちゃうんじゃないかなって不安を抱えつつ見るんですけど『マンダロリアン』に関してはツッコミどころというか疑問に思うようなところが一つもない。ドラマそのものも素晴らしいし、映画やサーガとのリンク性も完璧。ファンをうならせるところがありながら『スター・ウォーズ』を見たことがない方も楽しめる。もはやドラマの域を超えていますね」と絶賛。
一方「泥くさくて生々しいところが見ていてとてもワクワクする」と語る一ファンでありながら、主人公のマンダロリアンに命を吹き込む演者でもある阪口は「シーズン1の出演が決まった時に演出家から『常に乾いた状態であってくれ』と言われて。心も何もかも全部枯渇している状態を意識していたんですけど、シーズン2ぐらいから少しずつ変わってきたんです。グローグーと旅を重ねていく中でマスクを取った顔のさらに奥にある顔が見え隠れするようになって。そこからは、マンダロリアンとして生きていなかったらこういうふうになっていたんじゃないかなということ想像しながら、それをマスクで隠しているということを前提で演じるようにしています。だから、ため息が唯一ちゃんと感情を出せるセリフ。表情が見えない役は難しいけど面白いです」と、声優として演じる際の思いを明かした。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-mandalorian/3jLIGMDYINqD
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