3月15日放送の「ワールド極限ミステリー」(毎週水曜夜9:00-9:57、TBS系※15日は夜9:00-10:57)では、『豪華客船・タイタニック号沈没110年目の真実』と題し、映画「タイタニック」には描かれていない感動の愛の物語や、知られざるミステリーを紹介する。スタジオには、MCの恵俊彰、高島彩のほか、ゲストの井本彩花、SixTONES・高地優吾、高見侑里、高山一実、丸山礼が登場し、VTRを推理していく。
映画には描かれていない知られざる愛の物語を紹介
2023年2月に、映画「タイタニック」の25周年を記念した3Dリマスター版が公開されたことで話題になっているイギリスの豪華客船・タイタニック号。事故から110年が経ちさまざまな調査によって、実は映画には描かれていない知られざる愛の物語やミステリーがあったことが分かったという。
今回、同番組では「ハネムーンで悲劇に巻き込まれた新婚夫婦」の初公開エピソードなど、初めて語られる真実を公開。また、タイタニック号沈没事故の裏にあった誤った判断、乗員・乗客の思いを、再現ドラマで紹介する。
新婚夫婦のエピソードに丸山礼ら大興奮
アメリカへの移住とハネムーンを兼ねてタイタニック号に乗船していた新婚夫婦のジョン(夫)とリジ―(妻)は、かけおち同然で乗船していた。イギリスの貧しい農村で生まれ育った2人。両親を早くに亡くし、幼い頃からおばの家で暮らしていたリジ―は、使用人同然の扱いを受けて育ち、ジョンは貧しい農家の5人きょうだいの末っ子として、家の農場を手伝っていた。幼なじみだった2人はやがて恋人同士になり、ジョンはリジ―にアメリカに移住しようと提案。そして、「先にアメリカに渡って結婚生活の準備をする」と告げたジョンは、リジ―との結婚を見据えて一足先に渡米した。
おばの家の手伝いをしながらジョンの帰りを待つリジーだったが、ジョンは5年経っても迎えに来なかった。さらに、リジ―のおばが、強引に地主とリジ―の縁談を進めるという事態に…。絶体絶命のリジ―と、一向に帰ってこないジョンにスタジオは興味津々。そして、2人の再会シーンが描かれると、丸山ら女性陣は揃って「ジョン~!!」と叫び、キラキラした2人の姿に胸をときめかせていた。
そんな2人が、タイタニック号で悲劇に巻き込まれてしまう…。番組後半では、タイタニック号沈没時に運命の選択を迫られたリジ―の決断を紹介する。数少ない救助ボートに女性と子どもを乗せることを優先したタイタニック号。1分1秒を争う緊迫した状況で選択を迫られるなか、リジ―はジョンを置いて一人でボートに乗ることを拒否。そんなリジ―に対してジョンは、結婚証明書と全財産が入ったバッグを託し、ボートに乗るよう告げるのだった。そして、強制的にボートに押し込まれたリジ―は、バックの中から一枚の紙を見てある行動に出る。
また、ミュージシャン・細野晴臣の祖父で、タイタニック号で唯一の日本人乗客だった細野正文に訪れた奇跡を紹介するほか、つらい決断を迫られた家族の決断など、さまざまなドラマが描かれる。
スタジオは、ジョン&リジ―の決断、最後の最後まで懸命に職務を全うした乗員など、登場人物の姿に大号泣。高地は収録後のインタビューで、「映画を見た時よりも新情報がいっぱいでてきて教訓になった時間でした。沈没までの究極の選択の時間が、自分の中でジーンと来ました」と、心を打たれた様子だった。