俳優の華村あすかが3月18日、都内で行われた最新写真集「真価論」の記者会見に出席。ドラマ「エルピスー希望、あるいは災い―」(フジテレビ系)に出演した感想や、今後の目標について語った。
撮影地は「ジブリみたいな場所」
写真集でも着用している衣装で登場した華村は「写真集の中で一番気に入っています。本当にジャストサイズだから体のラインが出るところと、色味がすごく好きです」と笑顔を見せた。
同写真集の撮影は、2022年の7月に千葉の海沿いと、山梨の山中で撮影したとのことで、思い出については「(山梨の山は)『ヤマビルが上から降ってくるから気をつけてね』という情報をいただいていたので、すごく怖かったです」と口にし、続けて「撮影に行く直前まで怖かったんですけど、着いてみたらジブリみたいな場所でした。スマフォをかざしても画面に収まらない木があって、パワーをもらって浄化されましたね」と振り返った。
長澤まさみは「美しくて直視できなかった」
また、話題は2022年に出演したドラマ「エルピスー希望、あるいは災い―」へ。反響については「すごく感じている」とコメントし、「仕事じゃない場面では、女性の方からフォローをしていただいたり、メッセージをもらえるようになったのでうれしいです」と声を弾ませた。仕事面では「どこの現場に行っても『見ていたよ』と声を掛けていただくので、改めてとんでもない作品に出られたんだなって思います」と話した。
共演した長澤まさみに、写真集を渡せるならどのように渡すかと尋ねられると「目をつぶって渡すと思います」と回答。「長澤さんと掛け合いをするシーンもあったんですけど、本番だからっていうことでやりきれました。それ以外は美しくて直視できなかったです…(笑)」と苦笑した。
ほか、写真集のタイトルにちなみ「進化したいこと」を質問され「今撮影をしている作品もあり、2作連続でやらせてもらって、お芝居の楽しさに気づきました。『これ以上にやりがいを感じることはないな』ってほどに、最近はお芝居ををしたい気持ちが強くなっています。これからいろいろな作品に出会いたいんですけど、まずは『お仕事をしたい』と思ってもらえるような人になっていきたいです」と意気込んでいた。
◆取材・文=大野代樹