”ハイヒールを履いたお坊さん”西村宏堂が語る、ありのままの生き方 STU48・高雄さやか「心にスッと入ってくる」<最強の時間割>
4月7日(金)より配信のTVer完全オリジナル番組「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は、「ハイヒールを履いたお坊さん」としてSNSで話題となり、昨年のNHK「第73回紅白歌合戦」で審査員を務めたメイクアップアーティストで僧侶の西村宏堂が登場する。
「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」
民放公式テレビ配信サービス・TVer初の完全オリジナル番組「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は2022年12月よりスタート。本番組では、さまざまなジャンルのトップランナーが特別授業を実施し、ラランドのサーヤとニシダ、学生を含むゲストが参加する。今後様々な出来事に向き合う人に、知っておいて良かったと思える「考え方のヒント」を毎週金曜日に配信中。
「ありのままの自分で生きていくために必要なこと」とは?
西村宏堂は高校卒業後、アメリカ・NYの名門パーソンズ美術大学で学び、著名なメイクアップアーティストのアシスタントとして技術を磨く。現在ではミス・ユニバース世界大会などでメイクを担当。2015年には浄土宗の僧侶の資格を取得。LGBTQ活動家として、ニューヨーク国連人口基金本部、イェール大学、スタンフォード大学、増上寺などで講演も行い、国内外で注目を集めている。
「小さい時から自分のセクシャリティで悩んでいた」と明かす西村は、ラランドの2人やSTU48の高雄さやからに、「当たり前って何だろう」と問う。そして「普通とはその人が生きてきた人生の平均で、それが正しいかのように思っている人がいっぱいいる。しかしそうではなく、いろんな人がいていろんなストーリーがあることを察知できることが大事」と説く。
TikTokやTwitterなどでジェンダーレスについて発信し、現在SNS総フォロワー100万人を超える聖秋流は「自己紹介をするときは、自分は男の子という。ただ、第三者からは女性として接されたほうが気持ちが楽」と打ち明けるなど、日頃の悩みや普段思っている疑問を全員でぶつけ合う。
西村は「自分の見た目と、自分の魂は必ずしもイコールじゃない」として、自分のコンプレックスを克服、自分を好きになれる「ほめ殺しゲーム」を実践。さらに、LGBTQであることを公表した経緯や「ありのままの自分で生きていくために必要なこと」など、正々堂々とした西村の人生哲学が語られる。