太田の独り芝居はライブならでは!
――葉加瀬太郎さんや米村でんじろうさんなど、太田さんの独り芝居は最初から決まっていたんですか?
田中:あれは最初から決まっていたのではなく、ネタを作っていく上で決まっていったんです。本来は葉加瀬太郎が居るっていうので、「葉加瀬太郎じゃねぇかよ!」っていうので終わっていたんです。そこからネタを合わせている時に、太田がしつこく葉加瀬太郎の動きをやりだしたという感じなんです。だから、本当にライブの何日か前に決まったんですよ。
――ネタ中に、古今亭志ん朝師匠がちょいちょい出てきたのも気になったのですが、あれはアドリブなんですか?
田中:アドリブはほとんどないですね。あれはネタを作る段階で、太田がアドリブ的にやったんです。あれも最初は、(森友学園問題で話題になった)鴻池さんの話が上方落語に似ていて、「上方落語じゃねぇよ!」で終わっていたんですが、その後ネタを練習している最中に太田が「志ん朝師匠だったら、こうやるんだよ!」って始まって、それが面白かったんで採用したんです。
――太田さんの葉加瀬さんからのキッザニアの医者ネタは一番盛り上がった部分だと思うのですが、息切れされておりかなり大変そうに見えました。
太田:あれは田中の構成ミスだね(笑)。
田中:あそこまでなるとは思っていなかったんですよ。もちろん、意識的にああいう(激しい)動きがあるのは話したんだけど。ちょっとあそこまでなるとはね(苦笑)。
太田:本当は、あそこにお化け屋敷のネタが入る予定だったんですよ!
田中:トイレの花子さんをやって、確かその流れでお化け屋敷のネタが入る予定だったんだよね。お化け屋敷をやめたから、くっついちゃったんです。
太田:そうそう。
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