「心臓が痛くなるくらい泣いた」<オオカミちゃんくん>
記憶に新しいのが、前シーズン(シリーズ12作目)の“オオカミちゃんくん”こと「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」。シリーズ放送開始以来初めて、男女どちらにも“嘘つきオオカミ”がいたシーズンだ。
MC陣3人がそろって大粒の涙を流したのは、その最終回。特に、第1話からお互いの気持ちを確かめ合い、順調に仲を深めてきたK-1ファイター・るい(大久保瑠唯)とバレリーナ・ももは(高鶴桃羽)の初恋の、切ない結末が判明した場面だった。
このシーズン、“嘘つきオオカミちゃん”だったのは、ももは。直前に2人きりの遊園地デートで幸せなデートを過ごす2人を「まさかこの2人のどっちかがオオカミなんてことはやめてくださいよ、こんな幸せの後に」と微笑ましく見守った3人。だが最終告白で、ももはは、るいに「本当に最高の夏だった」とだけ伝え、静かに風船を空へと放した。
あとに残された手紙には、絶対に恋をしない役割を担いながらも恋をしてしまったももはの思いが綴られていた。衝撃の結末に、「ももはちゃんの風船の放し方、切なかった…」と号泣のMC陣。滝沢は「心臓が痛くなるくらい泣いた。こんな経験は人生で初めて」と口にし、飯豊も「好きがあふれてた」と、ももはの張り裂けそうな胸の内に思いを馳せた。
すべてを知っていて、それでも…<彼オオカミ>
恋をしたフリをする“嘘つきオオカミちゃん”が潜んだシリーズ11作目「彼とオオカミちゃんには騙されない」も、ラストに衝撃の展開が待ち受けていた。
男性メンバーのうち1人だけにオオカミちゃんの正体が告知され、その“彼”は最終告白終了まで秘密を守り抜かなければ脱落してしまう、という新ルールが用意されたこのシーズン。最終話で行われた最終告白で、東京2020パラリンピック閉会式の音楽を担当し海外からも注目を集める音楽家のSASUKEが”彼”だったことが判明した。
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「花束とオオカミちゃんには騙されない」
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