ジェシー、SixTONES結成秘話を語る「こいつらとやりたいと思ってた」
SixTONESのジェシーが、4月14日に放送の、笑福亭鶴瓶と藤ヶ谷太輔がMCを務めるトークバラエティー「A-Studio+」(TBS系)に出演。ジャニーズJr.時代の苦悩をはじめ、SixTONES結成秘話を語った。
「ジェシーしゃべって」のカンペが出ていたジャニーズJr.時代
番組冒頭で、鶴瓶が「今日の相手は手ごわいですよ」と切り出すと、藤ヶ谷も「最近のゲストの方とテンション感が違う」とコメント。「こうしてゆっくり話すことは、なかなかない」とジェシーを迎えた。
番組では藤ヶ谷が、SixTONESのメンバーである田中樹を取材。ジェシーは18歳の時に「俺は二十歳で生まれ変わるから」と宣言し、変わっていったというエピソード明かすと、ジェシーも当時を回顧。
ジェシーは「10代の時にNHKさんにお世話になってたんですよ。数年間。で、生放送もあったりして、やっぱり自分から喋らないとテレビに出られないじゃないですか、生放送。毎回カンペにジェシー、ジェシーって(出ていた)」と語り、「それを見て自分も気まずい、恥ずかしいみたいな」と当時を振り返った。藤ヶ谷も驚いた様子だったが、「いまは“ジェシー黙って”」とカンペを想像して笑いを誘った。
ジェシーはジャニーズJr.時代について、「ジャニーズのファンのみなさんはかわいい子とかを応援しがちじゃないですか。多分、好かれてないだろうなって自分でも気づき、ジャニーさんも気に入ってくれてたんで、僕のこと。ジャニーさんに好かれているから(ファンは)応援しなくても上にいくでしょって、多分自分で決めてたんですよ」と当時を回顧。
続けて「だったらふざけたり、とりあえずファンにならなくても好きになってもらおうというマインドになって」と心境の変化を明かした。
SixTONESのメンバーはドラマが発端
藤ヶ谷は「SixTONESにとって心臓部分だ」と田中のジェシーに対する言葉を伝えると、ジェシーがSixTONESの結成秘話を明かした。SixTONESは2012年放送のドラマ「私立バカレア高校」(日本テレビ系)で共演したメンバーであり、コンサートを行ったこともあったがその後6人はバラバラに。
ジェシーは「ジャニーさんは僕をソロでデビューさせようとしてたらしいんですよ。俺はソロ嫌だって言って、高地優吾にみんなでやりたくない?って(声をかけた)。メンバーほぼ辞めようとしてたんで」と当時の状況を明かし、ほかのジャニーズJr.と活動したことがあったものの「心地よくなくて」、「やっぱこいつらだなって思った」と確信したと話す。
ジェシーはメンバーと共にジャニー氏に直談判。「ジャニーさんからは、そんなおててつないでも売れないよ」と言われたが、「『じゃあわかった、グループ名どうするの?』って言われて、この時自分たちでグループ名決めてたんですよ『BIRTH』っていう。“誕生”っていう意味で」と理由を明かしたが、日本人が一番発音しにくい“th”が入っていることで不採用に。「勝手に決めといて」と言われた数十秒後に「SIXTONES」(現・SixTONES)を提案されたと言う。
ジェシーは「“シックストーンズ”6つの音色。ドレミファソラシド、最初のドはみんなのドで、レミファソラシでそれぞれが担当する音域があって、最後のドはファンのドみたいな。なんかいろんな面白いこと言ってきて」と名前に込められた思いを明かした。
続けて「その時、シアタークリエでライブをさせていただいてたので、ジャニーさんに電話して『もうグループ名発表しちゃっていい?』って、『Youに任せたよ』って」とグループ名の決定から発表までの経緯を語った。
鶴瓶が「すごいな、この積極性な!」と驚くと、ジェシーは「僕はもう嫌われてもいいと思ってたんで、とりあえずこいつらとやりたいと思ってたんで」と語り、当初はシックストーンズと発音していたが、2日後にジャニー氏より、「『シックストーンズだともしYouたちが4人とか3人になったら“シックス”って言えないじゃん』みたいな」と、読み方がストーンズに変わったことなど、SixTONES結成秘話を明かした。
※高地優吾の「高」は正しくは「はしご高」