元HKT48・矢吹奈子が初参加 ドラマや映画の性的シーンを守るインティマシー・コーディネーターの仕事術とは?<最強の時間割>
5月5日(金)より配信のTVer完全オリジナル番組「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は、カンテレ/フジテレビ系「エルピスー希望、あるいは災いー」やNetflix「金魚妻」「彼女」、NHK「大奥」、BS-TBS「サワコ 〜それは、果てなき復讐」などに携わってきたインティマシー・コーディネーターの浅田智穂が登場。また今回、先月HKT48を卒業した矢吹奈子が初参加する。
「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」
民放公式テレビ配信サービス・TVer初の完全オリジナル番組「最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~」は2022年12月よりスタート。本番組では、さまざまなジャンルのトップランナーが特別授業を実施し、ラランドのサーヤとニシダ、学生を含むゲストが参加する。今後様々な出来事に向き合う人に、知っておいて良かったと思える「考え方のヒント」を毎週金曜日に配信中。
インティマシー・コーディネーターが語る仕事術
インティマシー・コーディネーターとは、ドラマや映画でセンシティブなシーンが描かれる際に役者と演出家や監督の間に入り、意見をすり合わせていく仕事のこと。
まず浅田は、台本に「肌が露わになる」「激しく求め合う2人」と書いてあったらどんなシーンを想像しますか?と生徒に問う。「人によって感じ方が違う...」という矢吹に対して、「どのような体位?」「監督は性的シーンのどこを切り取りたいのか?」など、詳しいところまで事前に演者側、制作側と意見交換しておくことで、現場で本来意図しなかった性的な演技を強要されることがないようにして、演技や演出に集中できる環境をつくっていきたいという。
また「日本人はNOと言うことがとても苦手」という言葉に続けて、「(日本人は)たぶん曖昧なまま進めることがやりやすいと思っていて、そこに違和感を感じない」という浅田に対してサーヤは「日本の文化圏こそ必要な職業」と深く共感。矢吹も「これから必要になっていく存在」とその重要性を痛感。番組内では、矢吹奈子やサーヤが芸能界で働く上で実際に聞いたことや浅田と監督が打ち合わせをしている実際の映像、インティマシー・コーディネーター資格を取得するまでの経緯なども明かされる。