5月20日(土)に放送される結成16年以上の漫才師たちによるお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」グランプリファイナル(夜7:00-11:10、フジテレビ系)のトーナメント組み合わせ抽選会と記者会見が5月9日に都内で行われた。抽選の結果、第1試合は金属バットVSマシンガンズ、第2試合はスピードワゴンVS三四郎(※抽選会と会見には小宮浩信のみ参加)、第3試合はギャロップVSテンダラー(※リモートで抽選会と会見に参加)、第4試合は超新塾VS囲碁将棋に決定。なお、準決勝以降の先攻・後攻は得点の高い組が選択できる。
くじ引きでトップは金属バットに決定
それぞれくじを引き、トーナメントの組み合わせが決まっていく中、トップの1番とトリである8番が残る展開に。最後から2番目に登場した囲碁将棋が8番のくじを引くと、残る金属バットは「これ引かないとダメなんですか?」(友保隼平)、「何しに来たんですか」(小林圭輔)と言いながらも、泣く泣く1番のくじを引いた。この状況に、会見のMCを務めた銀シャリ・橋本直は「ベテランの人の執念」と話し、「ワクワクしてきた。見る側としてはとんでもないところから始まる」と金属バットに期待した。
マシンガンズ・西堀「趣旨に俺たちが一番合っている!」
抽選会後の記者会見では、対決する二組ずつが登壇し、それぞれ意気込みなどを語った。金属バット・友保は「合間でタバコ吸いに行ったんですけど、あんなまずいタバコなかったです」と抽選の結果を引きずりながら話し、小林は「この“武器ダービー”をなんとか制したいと思います」と、マシンガンズとの対決に熱を込めた。
一方、マシンガンズ・滝沢秀一は「うちの子供が金属バットのファンなので、やりにくいですね」と明かし、「子供が俺らの漫才を見たことないんです。小学校の友達みんなに(お父さんが)出るって言っているから、うちでライブビューイングみたいなのをやるんです。1回戦で負けたら、そのあとの空気がとんでもないことになるんですよ。そういう面では絶対に負けられない!」と語った。西堀亮は「今日出ているメンバーで絶対に俺が一番貧乏なんですよ。『THE SECOND』は、報われないやつを救済するという意味もあるでしょ。そう考えたら俺たちが一番合っている! 趣旨に! フジテレビの趣旨に俺たちが一番合っている!」と、自分たちが王者にふさわしいことをアピールした。
三四郎・小宮、スピードワゴンや松本人志へ「感慨深いです」
続いて、スピードワゴン・小沢一敬は対戦する三四郎について、「10年くらい前から僕らが主催でやっている漫才ライブがあって、三四郎は1回目から出てくれているから不思議というか、ドキドキしちゃうね」と話し、それに対して三四郎・小宮浩信は「テレビに出る前からお世話になっていて、おごってもらっていたりしたので、感慨深いです」と関係性を明かした。また、小宮は「賞レースとかで松本(人志)さんの前で漫才することがなかったので、松本さんが(この大会に)関わってくれたらいいなと思った矢先、(アンバサダーを)やってくれたので感慨深い」と話し、相方の「相田(周二)には全く(意気込みを)聞いていない。出ようって言ったら、『よっしゃ! 900万の車買うわ!』と言っていた」と、優勝賞金が折半ではないことへの不満をこぼした。