夏ドラマ「警視庁いきもの係」出演の渡部篤郎&橋本環奈インタビュー!「そろそろ代表作を作りたい」(渡部)
フジテレビの連続ドラマ初主演となる渡部篤郎が、31歳差となる新人女優・橋本環奈と共演。アニマルミステリー「警視庁いきもの係」(フジ系)で、全くかみ合わない“異色の脱力系バディ”を演じる2人にインタビューを行った。
渡部「まず脚本が面白過ぎるので、このニュアンスをどう表現するかが難しいなと思いました。橋本さんの作品を見せていただきましたが、お芝居もうまいししっかりしてるよね。俺の若いときなんかより遥かに…」
橋本「そんなそんな!(笑) 私は渡部さんの作品は小さいころから見ていましたし、ものすごいオーラで最初は緊張しましたが、本読みでもやりやすい雰囲気を作っていただけたので、本当にありがたかったです」
渡部「無理しなくていいよ。僕の次男と同じ年だしね。『渡部さん? 知りませんでした』でも全然…」
橋本「あの~たとえこの年でも、知らない人はいないと思います(笑)」
昔は鬼刑事と呼ばれたものの、過去の記憶を失っている須藤(渡部)と、犯罪の犠牲となったペットを救おうと奮闘する女性警官・薄(橋本)。生き物の生態に絡めた薄の知識が、事件に張りめぐらされた伏線を紐解いていく。
渡部「“こんな切り口があったのか”と思わせる斬新さがありますよね。2人の掛け合いはもちろんですが、須藤が薄に感化されて、次第に動物寄りになっていく変化も楽しんでほしいです。犯罪は毎日起きているわけで、今作の視点で見ると、“被疑者のペットはどうなるのかな?”という見方もできると思います」
橋本「薄は周りにどう思われようが“動物のことしか考えていない”という変わり者ですが、真っすぐなところがカッコいいなと思います。ヘビやペンギンなど、たくさんの動物と会えるので、触れ合いも楽しみです」
渡部「俺、動物のこと一切考えてなかった…芝居のことしか。周りが“(撮影が押すから)大変ですよ~”と言ってたけど、なるべく考えないようにしてるのかも。いやいや、ちゃんとやります(笑)」
今回、橋本はテレビドラマで初めてヒロインを務める。
橋本「髪も人生で一番短くしてみましたし、少しでも薄圭子に近づけるように頑張りたいです!」
渡部「この年齢で本当に大変だと思いますよ。僕は、彼女が最後まで頑張っていけるように支えていくだけ。彼女のお芝居から学ぶことも多いし、どんどん吸収していかないと。そろそろ代表作を作りたいので(笑)」
7月9日(日)スタート
毎週日曜夜9:00-9:54
フジテレビ系で放送
※初回15分拡大