EXILE NAOTO コメント
――フジテレビ地上波ドラマ初主演となる本作のオファーを受けた際の率直な感想
フジテレビのドラマに出演させていただくのは「ディア・シスター」以来8年ぶりなのでとてもうれしかったです。お芝居自体少しずつですが続けてきたので、こうしてフジテレビのドラマに主演という形で出演させていただけるのは光栄なことです。
――台本を読んだ感想
台本を読んで演じてみたいという感情がより強くなりました。シンプルにすごくいいお話ですし、個人的にもチャレンジしがいのある作品だなと思いました。
――主人公・三倉健二を演じる上での役作り
まだ家庭も持っていないし子供もいないんですけど、自分がおいっ子やめいっ子と遊んだりするときの接し方や距離感を思い出しながら、できる限り忠実にその空気感を出せたらと意識して、初めてのパパ役に臨みました。“自分で言うな!”とツッコまれそうですが、不器用で真面目なところが似てると思います(笑)。不器用というのは手先のことではなく、“こうと思ったらこういくしかない!”という心の部分の不器用さが健二にもあって、すごく共通しているなと感じます。決意したときの前向きさ、一つ決めたら真っすぐ進んでいく姿勢が似ているかと思います。
――見どころなど視聴者へメッセージ
僕が演じさせていただく三倉健二は、“前向性健忘症”という病を患っており一日で記憶がリセットされてしまうのですが、そんな状況でも一日一日を大切に生きています。そして、失った家族との絆を取り戻すために奮闘する真っすぐな男です。父親ですが、子供たちと同じように成長していくハートウォーミングな作品となっています。ぜひご覧ください!
プロデュース・宋ハナ(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
当たり前だと思い見過ごしてしまう瞬間がいかに大切なものなのか、家族の話を通して描きたいと思ったのがこのドラマの始まりでした。主人公・健二は記憶を失う不安と闘い、病によって家族を傷つけてしまう自分が許せず家族から離れる選択をしてしまいますが、それでも家族のことを思いながら一日一日を懸命に生きる人物です。そんな健二が子供たちと再会し、縮まらない子供たちとの壁、仕事と育児の両立…と思い通りにいかない日々の中でも、離れてしまった子供たちの心を取り戻すべく、不器用ながらも真っすぐに奮闘するストーリーです。
EXILE NAOTOさんの自然体なお芝居は、優しい笑顔や素直さとも合わさり、台本上の健二を血の通った生身の人にしてくださいました。EXILE NAOTOさんに演じていただく健二だからこそ、一日一日積み重なる記憶がその人そのものであること、その記憶を失っても心に刻まれる大切なものが何かを身近く感じられると思います。少しでも見ていただいた皆様の明日の応援になれるとうれしいです。
松竹