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長濱ねる、アイドルにとってコロナ禍は「時代の流れにうまく乗って、よりパワーアップした期間」

2023/05/31 08:30

長濱ねる
長濱ねる撮影:山田健史

声出しやジャンプは大切なコミュニケーション


――2022年のTIFで印象的だった出来事はありますか?

去年は「TIFアイドル総選挙」が印象的でした。決勝のステージは特に白熱していましたし、ファンの方の思いも込められているなと感じました。

――チェアマンとして迎える夏開催のTIFも初めてでしたね。

すごく暑かったですね。「これが夏のTIFか」と改めて思いました。気温が高いこととステージの熱気でボルテージが一気に高まっている感じがしました。ただ、アイドルの皆さんがちょっと心配にもなりました。皆さん、水分を取っているかな、とか。

――長濱さんは大丈夫でしたか?

私はお水を飲んだり、日陰に入ったりしながらきちんと対策を取っていたので大丈夫でした。

今年は声出しやジャンプが解禁されるということもあって、ずっとTIFを好きでいてくださった方に「戻ってきたぞ」と思ってもらえるというワクワクもありますし、初めてTIFに参加される方や、初めて出演されるアイドルの皆さんも一緒になって盛り上がれるように、みんなが楽しめるようなフェスにしていきたいです。

――長濱さんご自身は普段、コンサートなどで声出しやジャンプをできる方ですか?

私自身はあまりできないのですが、出演者の立場からすると体や声で気持ちを表現してもらえることは楽しんでくださっている、ということが確認できる体現だと思うので、そこは大切なコミュニケーションになると感じています。

長濱ねる
長濱ねる撮影:山田健史


海を越えてアイドル文化が広がっている


――コロナ禍を通してアイドル界の変化は何か感じますか?

コロナ禍だったからこそSNSがすごく普及したり、今までは届いていなかった海外の方の目に止まるようになって、海を越えてアイドル文化が広がっているのを目の当たりにしました。「アイドルって、形とか方法を変えながら、ずっといろんな人に元気を与え続けるんだ」と。

だから、コロナ禍によって文化が止まっていたとか衰退したとかではなく、時代の流れにうまく乗って、よりパワーアップした期間だったのではないかなと思っています。

――長濱さんにとってファンの存在とは?

ファンの方がいてくれるから新しいことに挑戦できますし、何かをする時に背中を押してもらえる存在です。私にとってもTIFはファンの方とお会いできる貴重な機会なので、すごく大事な場所です。

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