「お母さんみたい」と言われる世話焼きの一面も
――そして、「DEAR BOYS」では、アグレッシブダンスステージと冠がつくだけあって、激しいパフォーマンスが見られるのかなと思うのですが。
三井:そうですね。ダンスでここまで物語を表現する作品ってなかなかないんじゃないかなと思います。実際にステージ上でバスケットボールが飛び交うので、臨場感があります! 原作の漫画も本当に昔から愛されている作品ですが、2023年に上演するにあたって現代版にリメイクされている部分もあったりします。もちろん、原作に対してのリスペクトがしっかりとあるので、楽しみにしていてもらえるとうれしいです。
――7月には舞台「大正浪漫探偵譚-エデンの歌姫-」への出演も決まっています。
三井:まだビジュアル撮影しかしていないのですが、制作サイドの熱意をすごく感じました。過去に多くシリーズが上演されていることもあって今作への気合が入っていましたし、長く続く作品の歴史の一部としてちゃんといいものを作らないといけない、自分の役割を果たさないといけないなと感じました。
――お話を聞いていると、とても落ち着いているイメージがあるのですが、友達からはどんな性格だと言われますか?
三井:え~(笑)! 実は、現場によって皆さんが抱いてくださる印象が全然違うんです。初舞台だったミュージカル「忍たま乱太郎」で共演した方から見た僕はきっと、いつまでも後輩で、最年少の“教えてやらなくちゃいけないやつ”で、今もかわいがってもらっていますし、“テニミュ”では、教える立場だったので、完璧主義のお兄ちゃんみたいな扱いをされたりして(笑)。でも、どちらも本当の自分である事には変わりません。どちらかと言えば…後者の方が素の自分に近いのかな。学生時代の友人といる時も、比較的周りの面倒を見るタイプだったので。悪い言い方をすれば、おせっかいというか…(笑)。
――ついつい、気にしちゃうんですね。お母さんみたいな。
三井:それはよく言われます! お母さんみたいって(笑)。だからこそ、今後は自分とはまったく違うイメージの役も演じてみたいですね。
撮影=山内洋枝/取材・文=吉田可奈/ヘアメイク=田中宏昌/スタイリスト=齋藤良介
https://www.nelke.co.jp/stage/dearboys2023/
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