吉川晃司が、7月よりスタートする目黒蓮主演の金曜ドラマ「トリリオンゲーム」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)に出演することが分かった。吉川は、ハル(目黒)とガク(佐野勇斗)の能力を見抜いて二人に出資する投資家・祁答院一輝(けどういん・かずき)を演じる。
原作は「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一の同名漫画。主人公である“世界一のワガママ男”のハルと、“まじめで不器用なエンジニア”のガクという正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメント。
主演を務める目黒蓮とは“朝ドラ”で共演
吉川は1984年に俳優・歌手デビュー以降、長きにわたって音楽と演技の世界で第一線を走り続けている。この春まで放送された連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK総合ほか)では、本作の主演を務める目黒と共演し、誰もが恐れる鬼教官役を演じて大きな話題を呼んだ。
これまで出演したTBSドラマでは日曜劇場「下町ロケット」シリーズや、「DCU」(2022年、ともにTBS系)などでキーパーソンを演じ、熱く重厚なドラマの世界観を盛り上げてきた。
祁答院一輝はビジネスチャンスをもたらす“重要人物”
そんな吉川演じる祁答院は、「祁答院ベンチャーキャピタル」の社長で、人間や物事の本質を見抜く力は確かな強者。
人生の酸いも甘いもかみ分けた祁答院は、恐れ知らずのハルの策略を面白がり、時には二人に発破をかけ、二人にとって大きなビジネスチャンスをもたらす重要人物だ。物語が進むにつれて謎に包まれた彼自身の過去も明かされ、ハルたちとより深くビジネスで結びついていく。