タレントの中川翔子が、6月24日に自身のYouTubeチャンネル『中川翔子の「ヲ」』を更新。「父についてお話します。」と題した動画を公開した。
父親参観にビデオを持って参加した中川勝彦氏との思い出を語る
今回の動画では、ロック歌手、俳優、声優として活躍した父・中川勝彦氏との思い出などについてトークを展開。冒頭では「(自身が)9才の時に32才で亡くなった」ということから、闘病生活もあり父親と子どもとしての会話や思い出が少なく、父親が芸能活動姿をしている姿も見たことがなかったと語り出した。
しかし、話しているうちに「記憶が蘇ってきた」と、車に同乗した際にクラクションを鳴らして怒られたこと、遊園地のヒーローショウに連れて行ってもらったこと、ゲーム中にネタバレされて大喧嘩したという記憶を披露。「なんかほっこりする思い出」と語った。
また、ビデオを持って参加してくれたという父親参観時には、子どもながらに父親がイケメンで目立ってはいたが、先生たちがざわめく様子に「うちの父ちゃんなんで“きゃー”って言われるんだろう。家だと下駄で歩いているし、自分のこと“わし”って言うし…」などと不思議だったことや、マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」を「これを読まないと大人になれないぞ」と渡してくれるような中川にとっては「変わった父さん」だったと回想した。
「震える字でお返事をくれる」闘病中の手紙について言及
さらに、闘病中にやりとりした手紙について「震える字でお返事くれるんですね」「パパ具合悪いのかな? みたいな感じだったんですけど」と話したり、一時退院して久々に会った際に、父親が描く絵本に一緒に色を塗った思い出を明かし「父が絵を描いていたイメージがすごくあって、一緒に絵を描いてくれたから絵が好きになった」と当時を振り返った。
中川が芸能活動を始め、初めてのコンサートが父親も立ったことのある会場であったことから「そこでもまた泣いちゃって。父の足跡をずっと辿っているような人生になっている」と話したり、今でも父親と仕事をしていた人から声をかけられることから「まるで足跡探ししてるような」「まだ一緒に会話してる感じですよね」と現在の心境を明かし、今でも父親に対して思いを寄せてくれるファンに向けても感謝の気持ちを伝えた。
動画内では家族写真なども公開され、SNSやコメント欄には、「しょこたんが愛されていたのがすごく伝わってきた」「この話を聞いて、きっとお父さんも喜んでいると思う!」「心温まる話をありがとう」といった声や、視聴者からの「家族との思い出話」などが多数寄せられた。