贅沢な料理に豪華な部屋…日常の喧噪を忘れられる“極上宿”を紹介する「一度は行きたい極上宿 小田井涼平のあい旅」(毎週木曜 夜8:00-9:00、BSJapanext)。「日本三大美肌の湯」に数えられる嬉野温泉で有名な佐賀県・嬉野市へ向かった6月29日の放送では、温泉名物グルメに大興奮する小田井の姿が見られた。和と洋が調和した極上宿で、バーテンダーとのセッションを披露する貴重な一幕も。
温泉グルメに目を丸くする小田井
嬉野温泉駅からスタートした今回の収録。「新幹線も開通しまして、うれしいの~!」とまずは一発飛ばしつつ、温泉街へ向かう。嬉野温泉にある「美肌祈願」で有名な豊玉姫神社へ参詣し、1656年から続く湯宿広場での足湯を堪能した小田井。特に盛り上がったのは、街の豆腐屋「佐嘉平川屋」での食事だった。
職人が丹精込めて作っている豆腐を販売しているかたわら、食事の提供もしている同店。豆乳もち、胡麻豆腐といったスイーツ系の商品など、珍しいラインナップを揃えていることから小田井も興味津々の様子だ。
食事処では名物・温泉湯豆腐をいただくことに。注文した「嬉野温泉湯豆腐定食」は、一見すると特に変哲のない湯豆腐が添えられた一般的な定食に見える。野菜や香のモノ、練豆腐といった料理もあるため皿数こそ豊富だが、“温泉湯豆腐”と名づけるほどの特別感はそこまで感じられない。
しかし透明な水が沈んでいた湯豆腐は、火を入れて10分ほど待つと姿が一変。湯が白濁し、豆腐も角が取れてトロッとした見た目になった。添えられている特製のポン酢につけてひと口したところ、小田井の目がまん丸に。「ううわ!うまっこの豆腐!」と大興奮しながら、「豆腐なんですけど、もはや豆腐よりワンランクツーランク上のなにかよ」「表現できへん…食べたことないわこんなの」と未体験の味わいに戸惑った様子を見せた。
店長によると、豆腐が浸かっていた水に秘密があるとか。嬉野温泉に近づけた自家製の水で煮込むことによって、アルカリ質が豆腐のタンパク質を分解して独特の旨味を実現するそうだ。鍋はそのまま豆乳鍋として楽しみ、シメは雑炊。デザートまで豆腐づくしのこだわりっぷりに、「俺この店来てからずっと雲の上歩いてるみたい」と笑顔を見せた。不思議な豆腐ワールドに、すっかり魅入られたようだ。
和洋の美を取り入れた極上宿「ハミルトン宇礼志野」へ
今回の極上宿は、嬉野温泉街にたたずむ洋館「ハミルトン宇礼志野」。外観はイギリスの邸宅をイメージしつつ、瓦など和の要素を取り入れて建築されたという。小田井もひと目見て、「なんかやっぱりちょっと、お城みたいな雰囲気がありますよね。中世の…」と感動の吐息を漏らした。
広々としたロビーも洋風を基調としつつ、タイルなどに有田焼を用いるなど独特の雰囲気が魅力的な同宿。暗めの照明で落ち着いた雰囲気のなか、支配人が差し出したのはウェルカムドリンクだ。暑い時期にぴったりのよく冷えたスパークリングワインで、「まずはこちらをお召し上がりいただき、ハミルトンの世界に浸かっていただいて…」とマスク越しでもわかる笑顔を浮かべた。
続いて小田井が案内されたのは、最上階・4階にある「ハミルトンスイート」。飛騨高山から別注で取り寄せた洋風デザインの家具と、障子やふすまといった和のアイテムがカッチリ調和している。また低めに作られたベッドや、枕横から覗くヘッドボードに有田焼のタイルが使われているなど、「とにかく洋館なんですけど、ものすごいこだわってるのが伝わってきますよね」と小田井も感心する統一感が特徴的だ。
庭園の中にある“かけ流し”の露天風呂も忘れてはいけない同宿の魅力の1つ。石造りの露天風呂は高い位置から温泉が降り注ぎ、気持ちの良い水音が響く。さっそく着替えて入浴した小田井は、「少し熱めかな」「嬉野温泉特有の、トロッとした感じをものすごく感じますよ」と泉質を紹介。周囲が自然にあふれた露天風呂ならではの景観についても、「緑がね、ものすごく良い演出というか…アシストしてくれていますのでね」と太鼓判を押した。
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