アニメ「呪術廻戦 懐玉・玉折」(毎週木曜夜11:56-0:26ほか、TBS系、ABEMA・ディズニープラスほかにて配信)の第3話「懐玉 -参-」が7月20日に放送された。第2期前半「懐玉・玉折」は第1期から過去に遡り、呪術高専時代の五条悟(CV.中村悠一)と彼とコンビを組む夏油傑(CV.櫻井孝宏)をストーリーの中心として全5話で描かれる。今話で物語は早くも折り返しに。五条、天内理子(CV:永瀬アンナ)の死というアオハルをぶち壊す絶望展開に、SNSでは視聴者の悲鳴が続出した。(以下、ネタバレを含みます)
笑顔が逆につらすぎる沖縄での時間
第2期のスタートは“アオハル”と話題だったが、第3話前半では一層の青春ムービーが展開。残された時間の少ない天内の身を慮り、五条は時間ギリギリまで沖縄に滞在することを提案する。本来は天内の安全のためにもすぐ高専に戻るべきだったが、夏油も優しい笑みを浮かべてこれを了解する。
海ではしゃぎ、カヌーに乗り、沖縄でのバカンスを満喫する天内。楽しいひとときのはずだが、天元との同化という彼女の明日を思えば切ないシーンとも言え、これでもかとばかりに“青”を強調する演出に「涙があふれる」「理子ちゃんの笑顔がツライ」という視聴者のコメントも集まる。
そんな穏やかに進んでいった天内の最後の時間をぶち壊したのは、五条の隙を虎視眈々と狙っていた伏黒甚爾(CV.子安武人)だった。高専の結界内に入り、術式を解いた瞬間、背後から胸を貫かれる五条。事態は急転し、場面は五条と伏黒の戦いに突入する。
全てをぶち壊す伏黒甚爾の暴力
本編では現代最強の呪術師として名高い五条だが、このときはまだ最強に至る道の途中にいる。能力の過信と戦闘経験の差もあっただろう。詰将棋のように一手一手を積み上げ、余裕の戦いぶりで五条を仕留めた伏黒の姿に、SNSでは「五条悟を子供扱いのパパ黒、強すぎてヤバイ」「ほぼ瞬殺」と、戦慄の声が上がる。
そして、五条を倒した伏黒は本来の標的である天内も殺害。それはまさに天内が押し殺していた本当の気持ちを吐露し、夏油が「君の未来は私たちが保障する」「帰ろう、理子ちゃん」と手を差し伸べた瞬間だった。
エモーショナルに流れていたエンディングBGMが途切れると、銃を手にクズな笑みを浮かべながら現れる伏黒。あまりにも悲しい天内の最期に、「これから未来を…てとこで…」「根拠のない“最強”を踏み躙る伏黒甚爾の邪悪さよ」「未来をつかませないエグイ展開」など、悲鳴にも似た声が一気に投稿されていた。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/jujutsu-kaisen
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東宝
発売日: 2023/10/18