7月29日放送の「キントレ」(日本テレビ系)では、King & Princeの高橋海人が宅配ピザ店でアルバイトを体験。高橋の好奇心旺盛な一面が見られたほか、オリジナルピザ作りでは独創的なアイデアを発揮する一幕があった。
高橋海人が「ドミノ・ピザ」でアルバイト
King & Princeのガチバイト企画「バイトレ」。今回は高橋海人が「ドミノ・ピザ」のアルバイトとして、ピザづくりから配達にも挑戦した。
冒頭で「2週に1ぺんバイトしてます、俺」と笑いを誘った高橋。店長の鈴木さんに挨拶を済ませたあと「外から見てて思ったんですけど、(店内が)結構広いですよね」と気づいたことを伝えると、鈴木店長はそれもドミノ・ピザの戦略のひとつだと話す。生活道路沿いに出店することで目に入りやすく、ガラス張りにすることで店に客が入りやすくなり業績アップに繋がったという。
高橋は制服に着替え、さっそくピザ生地づくりに挑戦。ドミノ・ピザでは生地を店内で粉から作っており、こねた生地は半日以上寝かせるという本格派。あらかじめ発酵させた生地にトウモロコシの粉をつけて伸ばし、丸く形成する。高橋は7分かけて形を整えたが、この作業は1分で行わなければならないと知らされ「えぇ、厳しい」と肩を落としていた。
高橋海人のオリジナルピザ
休憩時間に、鈴木店長から「オリジナルピザを作って食べてみませんか」と提案されると、高橋は「超嬉しい、メニューにないやつとか食べたいって思ったことありますよね」と目を輝かせていた。
高橋はお餅、オニオン、ほうれん草にカルビを選び、さらに「レモン強めでいきたいんで」とレモンをチョイス。さらに「パイナップルどうだろう、酢豚的な感じで」と、パイナップルに加えてサクサクエビもトッピングし、「南国風です、夏なんで」とオリジナルピザ「南国酢豚インスパイア」を完成させた。高橋は「スタジオのみんなにも食べて欲しい」と話した通り、スタジオでは収録中にピザをオーダーした。
後半はデリバリーにも挑戦。ドミノ・ピザではランナーと呼ばれる、出来上がったピザを配達員が待つところまで走って持っていく専門職を設けており、これによって配達時間が3分短縮できるのだそう。説明を受けた高橋は「本当に時間に対してストイックですね」と感心した様子。
この日は全国970店舗で14台しかない、幸せの黄色い自転車に乗ってデリバリーを行った。スタッフの岡田さんとともに人生初のデリバリーを体験したのち、一人で配達に出かけた。高橋は自転車に乗りながら、「ドミノ・ピザでは商品の品質保証を行っています」と接客時の対応を復唱。客先では緊張のせいか代金をもらい忘れたり、おつりを10円多く渡してしまったりしたがどうにか初のデリバリーを終えた。
6時間のアルバイトで報酬は6850円。高橋は「このお金でビール買いますね。ドミノ・ピザデリバリーしてお家で一杯やろうかな」と晴れやかな表情を浮かべていた。
スタジオでは届いたばかりのピザを試食。劇団ひとりが絶賛すると、永瀬廉も「海人の狙い通りバランスが取れてる。お肉のしっかりさとさっぱりした感じと。うまっ!」と褒めていた。
高橋は過去にも番組でドン・キホーテでアルバイトを経験し、好奇心旺盛な様子で挑んでいたが、今回のピザ店でも子どものように目を輝かせながら一生懸命に挑戦していた。一人でデリバリーに向かう途中に応対を復唱する場面があったが、教わったことやルールに対して素直にまっすぐに向き合うのが高橋流。メンバーカラーであるひまわりイエローにちなんだのか、トッピングのレモンやパイナップル、そして自転車も黄色だったのも印象的だ。
また、高橋が報酬を受け取った時に見せた爽やかな笑顔からは、充実した時間を過ごしたことが伝わってきた。視聴者としても、まるで一緒にアルバイトをしているかのような緊張感が味わえ、知らない世界を知ることができる貴重な機会となったのではないだろうか。今後、永瀬と共にどんな職業体験を通してどんな景色を見せてくれるのか期待が高まる。
※高橋海人の高は正しくは「はしご高」
執筆・構成/ザテレビジョン編集部 バラエティ班
ビクターエンタテインメント
発売日: 2023/05/17