目指すは“思わずチャンネルを止めたくなる”タレント
――「ギャルやキャバ嬢が好き」というエピソードを明かされていましたが、今後ご自身でそういったメークに挑戦してみたいお気持ちはありますか?
あります!ずっと黒髪に眼鏡の風貌でやってきたので、そこはもちろん崩したくはないのですが、もし仮にお仕事で変えないといけない瞬間がきたら、カラコンでもなんでもやりたいと思います。
プライベートでは、まだ勇気が出ないですね。自分ができないと思うからこその憧れでもあるので、いまは見ているだけで十分です。
――井森美幸さんに憧れているというお話もありました。
井森さんは、私が小さい頃からずっとテレビで見ている方なのですが、ずっと変わらない安心感があると思っていて。それに加えてずっときれい。見ていて元気になるし、思わずチャンネルを止めたくなる、そういう部分がとても不思議な魅力だと思いますし、尊敬できます。私もそういう人になりたいと思っています。
――BiSHを解散してから、元メンバーとの関係性に変化はありましたか?
個人連絡がくるようになりました。グループ時代は毎日会っていたというのもあって、個人的な連絡のやり取りを全くしなくて。解散してからは、個人間で「これ見たよ」「この人に会ったよ」といった報告がくるようになりました。
最近だと、Instagramで出演告知のストーリーズを上げたら、アイナ・ジ・エンドから「見るね」とメッセージがきたので、「ありがとう」と返しました。一人になっても気に掛けてくれることがうれしいですね。ファンの方もまだつながりがあるのか心配されていると思うのですが、あります。連絡は取り合っています。
――BiSHとしてのラストステージ、東京ドームで感じた思いをお聞かせください。
2023年の6月29日は体感的にはもう3,4時間で終わった感じがします。とても目まぐるしく、ライブ自体は夜からでしたが、朝からずっとリハーサルをして、気付いたらあと1時間後には本番とバタバタした中で始まったので、本当にあっという間でした。最後の日だともちろんみんな分かっていたのですが、感傷に浸る間もなく、いつも通りの気持ちでした。
――ステージから見た景色はいかがでしたか?
5万人の方が入る大きな会場で、ライブハウスに比べたら物理的には遠いはずなのに、今までに感じたことがないくらいの一体感で、ファンの方をすごく近くに感じました。やり切りました。8年間必死に食らいついてきて6人で頑張ってきた集大成を出せたので、悔いなしです。
テレビ番組を勉強中「自分の知らない分野にも意識を向けたい」
――アーティスト活動に区切りをつけて、今後はバラエティー番組での活躍を目指されるということですが、何か対策していることはありますか?
テレビが元々大好きでこれまでもたくさん見てはいたのですが、番組数をもっと増やしました。そうやっていろいろな番組を見るようにしたのと、周りの人にお薦めを聞くようにしています。最近は、ラジオやYouTubeのお薦めも聞いたので、自分の知らない分野にも意識を向けて勉強しようと思っています。
――最後に、番組の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。
あのハシヤスメが「ダウンタウンDX」に出ます。タジタジした部分もありましたが、温かい目で見ていただけたらいいなと思うのと、これが始まりの一歩だと思っているので、眼鏡を“生やして”、ぜひ同じ気持ちで見ていただきたいです。
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発売日: 2023/11/22