8月8日放送の「バリューの真実」(NHK Eテレ)では、ギョーザのテクニックを紹介。作るときに3つの悩みがあるとして、SixTONESが解決方法を探るなかで、番組発のオリジナルの包み方を披露する一幕があった。
SixTONESがギョーザづくりに挑戦
番組では、高校生200人にギョーザが好きかどうかのアンケートを取ったところ全員が「好き」と回答。人気のギョーザだが、上手く包めない、焼けない、ジューシーにならないなどの悩みを抱えていることがわかった。
田中樹から、今回ギョーザづくりを担当するのは森本慎太郎だと紹介を受け、森本は「おう!包み込んでやるぜ」と意気込みを見せた。また、ジェシーと松村北斗がカメラ兼アシスタントとして就いたほか、料理研究家の寺田真二郎さんの解説を交えながらギョーザ作りに挑戦。
ギョーザは大きく分けて、あん作り、包む、焼くの3つの工程があり、森本が説明やクイズを交えながら進行した。
あん作りでは、ひき肉に調味料を入れ、手でこねずにゴムベラで混ぜるのがポイント。寺田さんによれば、少量の場合は手でまぜると肉から脂が溶け出してしまい、ジューシーにならない原因に。ゴムベラでひき肉を押し潰すようにして粘り気が出るまで混ぜるのがコツだと教わった。
高地優吾が「こんな感じですね」と森本の手つきに触れると、寺田さんは「あってます、あってます」と称賛。慣れた様子の森本に、京本大我は「やってるな」と、田中も「すごいな!」と相次いで褒めていた。
また、こねたひき肉に水を大さじ4杯入れてジューシーさを出す工程では、森本が「見たことないですか?ハンバーグの中に氷を入れたりだとか。そうすると肉汁がじゅわっと出てくる」と豆知識を披露する一幕も。
その後、野菜の下ごしらえを経て、あんを包む工程へ。ギョーザの皮は包む30分前に冷蔵庫から出して常温に戻すのがコツだという。
ここで森本が「高地さん、なんで常温に戻すかわかりますか?」とクイズを出題すると、高地は「わかっちゃった。常温に戻すことで生地が柔らかくなってより伸びやすくなる」と回答。森本は「正解かどうかはVTRをご覧ください」と振り、田中は「あるわけねぇだろ!」とツッコミを入れた。するとカメラを担当する松村が「一応VTRを撮っておくわ」とカメラを回し、ジェシーが「正解!」と即興で芝居を打っていた。
ギョーザの十字包みを受けて京本大我が立ち上がる
寺田さんから簡単にあんを包める十字包みを教わると、京本が「十字包みを見ているのがきつくて」と切り出し、「やりたくなっちゃうな。参加するのは可能なんですかね?」と自らも包みたいと名乗り出た。モニタリングをしていた京本、高地、田中が森本らのいる調理エリアへと移動しSixTONES全員でギョーザづくりに挑んだ。
田中は「ギョーザを包んだ歴で言うと、いままで28年生きてきて2回くらい」と告白。「そんな俺でも簡単にできるかっていう…」と教わった通りに包んでみせると、「誰でもできる!」と驚いていた。
松村はカメラを田中に近づけ、「見てるだけだとわかりづらいから口で表現してみて」とムチャぶりをすると、田中は「できるわけねぇだろ!」とツッコミ。松村が自ら口を動かして、十字包みを表現してみせるなど普段の収録とはまた違った盛り上がり方を見せた。
また、寺田さんによれば、この包み方は番組のスタッフから、どこにも紹介されてない簡単な包み方を考えて欲しいとお願いされて考案した包み方だと告白。京本は「ずっとやってたわけじゃないんですね」、高地も「バリュー(の真実)のために考えてくれたっていう!」、田中も「ここでしかこのレシピ、作り方ないってことですか?」と驚きと喜びの表情を浮かべていた。
するとカメラを構えたジェシーが「一番気になるのは寺田さんができるかって話だよね」と寺田さんにムチャぶりをする一幕も。笑いを交えながらギョーザのお悩みを解決したほか、後半には同番組のスイーツ部でも活躍する京本がギョーザの皮を使ったスイーツづくりに挑戦した。
今回の放送では、定番人気のギョーザも、工夫を重ねることでより簡単に、よりおいしく焼けることがわかった。調理を担当した森本は、SixTONESのラジオ番組「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」(ニッポン放送)でも度々、料理について語ってきたように、慣れた手つきで調理をしていただけに、今後の料理コーナーにも期待が高まる。
また、森本のムチャぶりに即興で応じたジェシーと松村をはじめ、京本の一声でSixTONES全員がそろってギョーザづくりに挑んだりと、変わらぬSixTONESの仲の良さがうかがえる放送だったのではないだろうか。
※高地優吾の高は正しくは「はしご高」
執筆・構成/ザテレビジョン編集部 バラエティ班
幻冬舎
発売日: 2023/06/19