King & Prince高橋海人が星野リゾートでホテルマン体験、数々のおもてなしに「いい計らいですね」<キントレ>
8月12日放送の「キントレ」(日本テレビ系)では、King & Princeの高橋海人が、高級リゾートホテルでホテルマンとしてアルバイトを体験。客室清掃からフロント業務に体当たりする一幕があった。
高橋海人がホテルマンに挑戦
King & Princeのガチバイト企画「バイトレ」。今回は、高橋が山梨・八ヶ岳にあるリゾナーレ八ヶ岳を訪れ、スタッフの大槻兼久さんの指導の下、フロントマンや客室清掃などを通しておもてなし精神を学んだ。
星野リゾートでは館内の仕事を分業するのではなく、フロントや客室清掃、客室案内、配膳など全ての仕事を把握し、あらゆる業務を行うマルチタスクを採用。大槻さんは「お客さまが何をしてほしいかキャッチして先回りしてサービスを行うのが星野リゾートのサービス精神です」と説明すると、高橋は「先回り!?」「紳士の極みですね」と驚いた様子。
早速、制服に着替えた高橋だが、シャツのボタンを全て留めることや黒髪にすることなど身だしなみについて指摘されていた。大槻さんによれば、スタッフが統一性を持つことでお客様に安心感を与えることができるためだと説明を受けると、高橋は「安心感につながるのですね!」と納得していた。
まずは客室清掃を体験。高橋が入室すると大槻さんから「ちょっと待ってください」とストップがかかった。スタッフは玄関ではなく廊下で靴を脱ぐのがルールだと教わると、高橋は「そうなんですか!?」と驚いた様子。
高橋は教わった通りに廊下で靴を脱ぎ、入室してすぐに振り向いて靴を揃えてみせると、大槻さんは「素晴らしい」と拍手。高橋は「母親に感謝です」と胸をはった。
スピードと正確性が求められる客室清掃に苦戦した様子の高橋。深いため息をつきながら「ちょっと賄いがほしくなってきましたね」とこぼす一幕も。通常は30分で終わる作業を2時間30分かけて終えた。
高橋は「ひとまず一部屋やらせていただきました」と息を切らしながら報告するも、大槻さんは「これで完成ではございません」と返答。高橋は「助けてくれ」としゃがみ込んでいた。
星野リゾートでは宿泊客に合わせて、必要になりそうなものをあらかじめ準備すると言い、子ども連れの宿泊客には子ども用のベッドガードやスリッパなどを用意。誕生日を迎える宿泊客には、タオルで作ったタオルケーキのサプライズでおもてなしをするのだそう。高橋もタオルケーキの他、手書きのメッセージカードを作成し、「いい計らいですね」と笑みをこぼしていた。
スーツ姿でフロント業務に挑戦
続いて高橋はスーツに着替え、フロント業務に挑戦。まずは、スタッフを客に見立てて抜き打ちテストを実施。ぎこちない様子で荷物を預かりカウンターまで案内したが、大槻さんからは「バツ、2バツ、3バツありました」と厳しい評価が下った。
客を案内する際の指し示しで、親指を立てる、手の平を隠すなど、いずれも相手への警戒心を表すしぐさだと言い、安心感を与えるしぐさを教わった他、「~の方」「~になっております」などのふさわしくない言葉づかいまで、細かく接客を学んだ。
後半は実際に接客を経験。家族連れを客室まで案内したが、エレベーターの乗り降りの順番や、誘導など再び細かい指摘がなされたものの、高橋は大槻さんから教わるたびに感心、納得した様子で教えを受けていた。
業務を終えた高橋は「お給料を頂けるのもうれしいけど、それ以上に得るものが大きかった」と晴れやかな表情を浮かべ、番組スタッフから「得たものは?」と聞かれると「敬語です」と語った。
スタジオでは、劇団ひとりが星野リゾートのおもてなしについて「二手、三手先を読んで」と感動した様子で触ると、山崎弘也も「チェックインの後にすでにチェックアウトされてる可能性もある」と笑いを誘っていた。
高橋は過去にも番組でドン・キホーテをはじめ、ピザ店などで経験を重ねてきた。いずれも好奇心旺盛な様子で挑んでいたが、今回は身だしなみから手の角度までこだわった指し示し、丁寧な言葉づかいと、これまでにない細かいマナーが求められるアルバイトだった。
しかし、高橋は失敗を恐れずに挑戦し、アドバイスや注意事項をすぐに実践するなど、飲み込みの速さが際立っていた。報酬を受け取った際の高橋の笑顔が、今回のアルバイト体験の充実度を示していたように思う。視聴者としても、おもてなしの裏側にあるスタッフの苦労や心遣いに触れられる機会となったのではないだろうか。
※高橋海人の高は正しくは「はしご高」
◆執筆・構成/ザテレビジョン編集部 バラエティー班
ビクターエンタテインメント
発売日: 2023/05/17