「ガンダムSEED」フリーダムガンダムを人間大コスプレで再現「“ハイマットフルバースト”も実演できます」<コミケ102>
世界最大規模の同人誌即売会として知られる「コミックマーケット」(略称:コミケ)。2023年の“夏コミ”となる「コミックマーケット102」が、8月12日・13日の2日間、東京ビッグサイトにて開催。猛暑&ゲリラ豪雨にも負けず26万人が来場し、会場は大盛り上がりとなった。
本記事では、そんな「コミケ」の見どころの一つ“コスプレエリア”に注目。そちらで撮影したコスプレイヤーたちの写真を、“コスプレのこだわりポイント”などのインタビューと併せて紹介していく。
「ガンダム」シリーズのキャラ&MSに扮するレイヤーたちのこだわりとは?
「機動戦士ガンダムSEED」フリーダムガンダム/なつはさん
「機動戦士ガンダム SEED FREEDOM」(2024年1月26日[金]公開予定)の情報も解禁され、認知度の高まっている同シリーズの主役機・フリーダムガンダムのコスプレになります。もともとアニメシリーズをリアルタイムで見ていた世代で、これほど好きになれたモビルスーツは他にない…ということもあり、頑張って制作しました。
こだわったポイントは、50cmの竹馬を履いて、モビルスーツならではの等身を実現したことと、翼が展開する仕様にして、ハイマットフルバーストという大技を再現できるようにしたことです。
「機動戦士ガンダムSEED」ラクス・クライン/那岐さん
私もアニメシリーズをリアルタイムで見ていて、そのころからコスプレをしていたんですけど、劇場版の公開に合わせて、「ガンダムSEED」レイヤーのコミュニティーがもっと盛り上がるといいな…と思い、こちらの衣装を引っ張り出してきました。
一番こだわったポイントは、ウイッグの造形です。何度も作り直して、3個目のウイッグで、ようやく納得のいく形に仕上がりました。とはいえ、まだまだ改良の余地はあるので、衣装を改善しつつ、今後もいろんなコスプレイベントに遊びに行く予定です。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」セセリア・ドート/川崎まろんさん
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」で一番好きなキャラクターなので、「コミケに参加するからにはセセリアで!」と思い、衣装をそろえました。つり目で、目元の印象が強いキャラでもあるので、目尻を強調する形でメークやつけまつげの量を調整したのもこだわったポイントです。
“となコス”とハシゴするレイヤーも
同日には、付近で「となりでコスプレ博2023夏」(略称:となコス)というイベントも開催され、こちらにも大勢のコスプレイヤーが参加。日中は「コミケ」、夕方からは「となコス」と、二つのイベントをハシゴするレイヤーも多く、それぞれが真夏の大型コスプレイベントを満喫しているさまが印象的だった。次回の「コミックマーケット103」は、12月30日(土)・31日(日)に開催予定。
◆取材・文=ソムタム田井
バンダイナムコフィルムワークス
発売日: 2023/07/28