日向坂46をトップアイドルへ導く「日向坂で会いましょう」(毎週日曜 深夜1:05-1:35、テレビ東京)。8月28日放送回では、小坂菜緒が四期生との距離を縮めるべく提案した企画「日向坂バラバラ大作戦!真夏の大運動会!!」の完結編がオンエアされた。メンバー全員が気力を振り絞った末の最終結果に、ファンからも「まさかのこの企画で涙が出そうになるとは…」「本当にいい企画だった」といった声が相次いだ。
昼食をかけて白熱の知識バトル 特別企画“お弁当争奪クイズ”
運動会は森本茉莉による“茉莉式天才相関図”と、事前アンケートをもとにチーム分け。“小坂の懐入り隊”“京子マブダチ軍団”“東村男前軍団”“かとし軍団”の4チームがさまざまな種目に挑戦し、得点を競い合う。
3週目となる今回の完結編は特別企画“お弁当争奪クイズ”の続きからスタート。クイズに正解した順番に各軍団が好きな弁当を選ぶことができる早抜け方式で、学力テストで高ランクだったメンバーから順に並んでいるため、後半に移るにつれてなかなか正解が出ないということになる。
はじめは人数が一番少ない“かとし軍団”が有利かと思われたが、“京子マブダチ軍団”がぴったりマークしたことで先の見えない展開に。MCを務めるオードリーの若林正恭の親友ゴンちゃんが所属するグループの名前や、「ホタルはなぜ光るのか?」などバラエティー豊かな問題が出題されていく。
珍回答が続出したのは、「久石譲の名曲『Summer』が主題歌の北野武監督の名作といえば『何次郎の夏』?」という問題。「第52回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品されたロードムービーだが、世代が異なる日向坂46メンバーにとっては難問だったようで、「炭治郎」「さぶ次郎」「又次郎」「裕次郎」と、かすりもしない答えが連発された。最終的には“花が入る”というヒントから、高本彩花が正解の「菊次郎の夏」を言い当てる。
白熱した争いの末、1位の座に輝き、豪華弁当と20ポイントを獲得したのは“かとし軍団”。2位の“京子マブダチ軍団”が津多屋の弁当と10ポイント、3位の“小坂の懐入り隊”がキャラ弁と5ポイント、4位の“東村男前軍団”が塩むすびをゲットした。
しっぽ取りと最終競技を経て、優勝を支えたのは“体力おばけ”
昼休憩の後、4軍団が挑んだ競技は“Are you ready? しっぽ横取り対決!!”。各軍団から選ばれた合計8人がしっぽを取り合うというもので、しっぽを奪うと相手チームから20ポイントを奪うことができる。
代表選手たちは、跳び箱、大玉、鉄棒といった障害物が設置されたフィールドの中で競技スタート。この試合は、相手が何を利用し、どんな行動に出るのかを読む心理戦でもあり、1人に対して複数の選手が襲撃することのできる肉弾戦でもある。敵の背後に回り込んでしっぽを奪う場面あり、1人をチーム代表の2人がかりで追いかける場面あり…。スピード感と緊張感に満ちた種目となった。
同ゲームは小西夏菜実・平岡海月ペアが3本のしっぽを奪い去り、“かとし軍団”が1位にランクイン。チームメンバーが最も少ないためこれまで不利な状況を強いられてきたが、合計100ポイントで首位に躍り出たかたちだ。
泣いても笑っても最後の競技となった”Dash&Rush 軍団対抗全員リレー”。これまで変則ルールや、知力と体力、バラエティー力などが必要とされる種目ばかりだったが、この競技は1周200メートルのトラックを7人で半周ずつ走る、純粋な体力勝負となる。“かとし軍団”は団員が5人しかいないため、急きょ春日俊彰が助っ人を担当することになった。
レース序盤は他軍団への忖度や番組の盛り上げなどを一切考えない春日が独走するも、2人分の距離を走るとあって段々ペースを落とし、バトンを渡す頃には4軍団が接戦する状態に。アンカーにバトンが渡されると、“東村男前軍団”最終走者の東村芽依が体力おばけっぷりを見せつけて瞬く間にごぼう抜きし、最下位からドラマティックな逆転劇を展開して、1位でゴール。優勝は“東村男前軍団”が掴んだ。
ソニー・ミュージックレーベルズ
発売日: 2023/09/13