岡山天音主演、滝本憲吾が監督を務めた最新作「笑いのカイブツ」が2024年1月5日(金)よりテアトル新宿をはじめ、全国公開される。公開に先駆け、ティザービジュアルと30秒の予告映像が解禁された。
笑いに取り憑かれた男の類い稀なる半生ーー「笑いのカイブツ」とは
何をするにも不器用。人間関係も不得意なツチヤタカユキの生きがいは、「レジェンド」になるためテレビの大喜利番組にネタを投稿すること。狂ったように毎日ネタを考え続けて、6年。実力が認められてお笑い劇場の作家見習いになるが、笑いだけを追求し、常識から逸脱した行動をとるツチヤは周囲から理解されずに淘汰されてしまう。
自暴自棄になりながらも笑いを諦め切れず、ラジオ番組にネタを投稿する“ハガキ職人”になると、次第に注目を集め、尊敬する芸人から声が掛かるがーー。
原作はWeb連載で熱狂的に支持され、書籍化された“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキ氏による同名私小説。笑いにのみ人生を捧げる純粋で激烈な半生を、本作で満を持しての長編商業映画デビューを果たす滝本憲吾が映画化。主人公のツチヤを演じるのは、実力派俳優・岡山天音。さらに、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香と第一線で活躍する同世代の名優たちが集結している。
岡山天音“ツチヤ”が「笑い」にのめりこみ感情を爆発…解禁された予告映像
今回、解禁された30秒予告では、ラジオや大喜利番組へネタを投稿し続け、“伝説のハガキ職人”と呼ばれるほど「笑い」にのめり込んだツチヤのネタ投稿に対する強いこだわりの言葉から幕を開ける。
一方、スマホの画面に映る「人間関係不得意」の文字や、作家見習いとなったお笑い劇場での仲間との決裂、感情を爆発させるツチヤの姿も切り取られ、情熱や実力だけでは上手くいかない現実にもがき苦しんでいく波乱の展開を予感させるものとなった。