樋口幸平と増子敦貴(GENIC)の2人がW主演を務めるBLドラマ「体感予報」(毎週木曜深夜1:29~ほか、MBSほか)の最終話となる第8話が10月12日に放送された。瀬ヶ崎(樋口)と葉(増子)が仲良くカレーを食べるエンディングを見ると多幸感に包まれた。(以下、作品のネタバレを含みます)
「体感予報」とは
同ドラマの原作は、鯛野ニッケによる同名のBL漫画。コミックシーモアなどで累計DL数1000万を突破、さらに「BLアワード2023」コミック部門1位、「電子コミック大賞2023」BL部門など、数々の賞を受賞している。
本ドラマは、恋心をこじらせた不器用な2人の同居生活、度々起こる2人の些細なすれ違いを描く物語。爽やかイケメンとして人気の気象予報士だが、裏には家事全般からその他諸々のお世話を葉にさせるような、超俺様で暴君な本性を隠し持っている瀬ヶ崎瑞貴を樋口が、売れないエロ漫画家で、世話になっている瀬ヶ崎の言いなりな、少し気弱な面を持ち合わせている棚田葉を増子が演じる。
メイン監督はBLドラマ「オールドファッションカップケーキ」を手掛けた加藤綾佳が担当し、原作者の鯛野ニッケによるオリジナルエピソードを加えた全8話で展開される。
瀬ヶ崎は葉の漫画家仲間の万さんに嫉妬する
なかなか芽が出ないエロ漫画家・葉の衣食住を、イケメン気象予報士として人気の瀬ヶ崎が保証するという約束で始まった同居生活。しかし、この生活には「瀬ヶ崎の言うことを全部聞く」という条件が付いていた。
葉が万さんに会うことに嫉妬していい顔をしない瀬ヶ崎。万さんと会うことは許すが、その代わりに自分が帰ったら通話中だろうと玄関まで来て「おかえり」を言うように要求する。
「そんなこと、して欲しかったの?」と葉が聞くと瀬ヶ崎は「わりぃかよ」と返す。それぐらいのことで瀬ヶ崎は嬉しいのかと思う葉は、「おかえり。お仕事お疲れ様。今日の分。玄関じゃないけど」と微笑む。
瀬ヶ崎はスイッチが入ったようにニヤリと笑って、葉を壁に押し付けて首筋に何度もキスする。葉が「カレーできんのに」と言うと、「いい。先に食いたいものできた」と瀬ヶ崎。2人はじっくりと時間かけてキスをする。