タレントの中川翔子が、10月14日に自身のYouTubeチャンネル『中川翔子の「ヲ」』を更新。「とんでも無い物が贈られてきました!!!!」と題した動画を公開した。
芸能界を目指すきっかけとなったジャッキー・チェンとの出会いを語る
中川は、スタッフから「とんでもないものが届いたみたいな」と話を振られると、「そうなんです、こちらでございます」と箱から、クリスタルの置物を取り出し「ばーん、なんとバカラのドラゴンです!」と紹介。「ジャッキー・チェン事務所からいただきました!」と、送り主を明かした。
もともとジャッキー・チェンが大好きだったことから、中学時代に引きこもっていた中川を心配した母親が、16歳の誕生日に香港旅行を計画し、ジャッキーが経営するレストランへ連れていってくれたこと、そして、そこにたまたま来ていたジャッキーが感動で泣いている中川にハグなどの神対応をしてくれたことを熱弁。
続けて、「本当に初めて、死ななければ、生きていれば、“ありがとうございました”ってまた言える日がくるかなって思ったんですね」と、芸能界を目指したきっかけについても語った。
「とにかく死ぬんじゃねーぞ、生きててほしい」子どもたちにメッセージを寄せる
その後、ジャッキー・チェン事務所の日本支部のオーディションを受け契約をするが、仕事がなく契約解除をしたことで、「大好きだったからこそ迷惑をかけたかもしれない」と落ち込んだと明かし、「本当に消えたいってなった」「全部がうまくいかないんですよ。学校もうまくいかないし、人生ってなんなんだろう!? 何かを目指すとか夢を目指すって、なんてバカバカしいんだろう。好きになるからこそ、すごく傷つくじゃんと思ってしまっていた」と過去のトラウマを吐露。
しかし、さまざまな転機を乗り越えながら仕事を続けてきたことで、ジャッキーとのイベントやCMでの共演が叶い、回数を重ねたことで「やっと笑えるようになった。それまでずっと胸が痛かったんですね。だけど、ジャッキーは覚えてくれて、またこうして共演できてうれしいと言ってもらえるようになった」と笑顔を見せた。
そのうえで、今回のプレゼントを受け取った際のことを、「過去の自分を抱きしめてあげたくなりました。このドラゴンを頂いた時に、辞めなくて良かったね、死ななくて良かったねって」と感慨深げな様子を見せた。
中川は、大人になった今だからこそ感じることがあると語り、子どもたちに向けて「傷ついて傷ついて潰れそうになっても、死ななければ辞めなければ道が開ける時が急にくるからっていうことは、傷だらけのあの頃の自分と今まだ一緒に生きてる私からのメッセージです」と話し、あえて語気を強め「とにかく死ぬんじゃねーぞ、生きててほしい」と呼びかけた。
さらに「好きは叫び続けたほうがいい!」とアドバイスをし、自身にとっても「大好きっていう気持ちが未来を突き動かしてくれる。それがずっとずっと、これからも永遠のテーマです」と語った。