ジョンアからの激しい中傷に追い詰められていくミホ
ハユルが、大切にしている人形のカバンにUSBを入れていてことを知り、やっと問題のUSBを手にするミホ。しかし、フォルダにパスワードがかかっており開くことができない。修理専門店を回るが、どの店でも断られてしまう。
そんな中、ジョンアがSNSでミホへの中傷を始める。「ナヨンを自殺未遂に追い込んだのはミホで、過去にはユジンを自殺未遂に追い込んだこともある。ユジンが殺される前に再会しているのは偶然ではない。そんな人間をユジンの娘と生活させていいのだろうか」といった内容の投稿に、ミホはショックを受ける。
ミホへの中傷は職場へも及び、部下のジンソプから会社に投書が届いているという連絡が入る。病院で目覚めたユジンの夫・ドジュンも、ミホの身辺調査をしている様子。ジョンアの策略によって、ミホは次第に追い詰められていくのだった――。
保身のために手段を選ばないジョンアの姿に注目
第7話では、ジョンアとミホの関係が大きく変わっていった。ナヨンを自殺未遂まで追いつめたという負い目があるジョンアは、非難の矛先をミホに向けるために、事実を捻じ曲げ、ショッキングな画像をつけてマンション内のコミュニティに拡散するという手段に出た。
淡々とミホを追い詰めていくジョンアの姿は、まるでヘビのように冷たく背筋が凍る底しれない恐ろしさを感じさせる。以前から自分の要求を通すために、なりふり構わぬ姿をたびたび見せてきたジョンアだが、ナヨンへの仕打ちやミホへの攻撃からもその異常性が伺える。
そんなジョンアの姿から、“ユジンに秘密を握られたことで何らかの行動に出たのではないか?”とミホが疑惑の目を向けるのも無理はない今後。ジョンアの告発がどのようにミホを追い詰めていくのか、ミホはジョンアの秘密にたどり着けるのか、張り詰めた2人の攻防の行方を注視していきたい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン