鈴木亮平が主演を務める日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第4話が11月5日に放送された。同作は、高校野球を通じて現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。第4話「夏に1勝!涙の公式戦がついに開幕…!」で、ついに甲子園予選1回戦の日がやってきた。南雲(鈴木)はこの大会を最後に教師を辞める決意をしてベンチに入った。(以下、ネタバレを含みます)
作品を手掛けるスタッフ陣は、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(2022年)、「最愛」(2021年)、「MIU404」(2020年、全てTBS系)をはじめ、数々のドラマを世に送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督。2人のタッグによる、初の日曜劇場枠での作品となる。脚本はこれまでも2人の作品を数多く手掛けてきた奥寺佐渡子氏が担当している。
廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになる主人公・南雲脩司を演じる鈴木は「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」以来、約2年ぶりに日曜劇場へ出演。そして、南雲が教える三重県越山高校に赴任してきた野球好きな山住香南子を黒木華が演じる。
また、南雲の妻・南雲美香役で井川遥、地元の産業を支える名家であり先祖代々の大地主・犬塚樹生役で小日向文世が出演。さらに、生瀬勝久、明日海りお、山下美月(乃木坂46)、きょん(コットン)、松平健、小泉孝太郎らが出演する。
南雲は教員の免許を持っていないことを山住に明かし、妻・美香にも伝えた。
甲子園予選1回戦の日がやってきた。越山高校と対戦するのは、昨年夏の大会では1回戦で敗退した多気高校。副部長としてベンチ入りをした南雲は、監督を務める横田(生瀬)を隠れみのにして指揮を執る。
「夏に1勝」という目標を掲げて練習してきた越山野球部。久我原篤史(橘優輝)の俊足を生かして先制点を挙げ、1年生エースの犬塚翔(中沢元紀)の好投で越山高校のペースで試合は進んでいく。惜しくも逆転負けしてしまうが、コールド負けじゃなく9回まで戦えたことに喜びを感じる部員たち。勝つことは出来なかったが、大きな自信をつかむことができた。
しかし南雲は、この大会を最後に教師を辞めることを決意していた。
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