永野芽郁が、2024年1月期の“月9ドラマ”「君が心をくれたから」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)で主演を務めることが明らかになった。永野は、本作がフジテレビドラマ初主演にして、月9ドラマ初主演。また、山田裕貴の共演も発表された。永野と山田は、過去にドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(2021年、日本テレビ系)で共演している。
雨と太陽、真逆の名前を持つ2人のラブストーリー
本作は、主人公・逢原雨(永野)が愛する男性・朝野太陽(山田)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。
雨は、悲しい過去から自分に自信が持てず、人に心を開けないでいた。しかし、故郷・長崎県に戻ったある日、かつてただ一人心を通わせ、今もなお忘れられない男性・太陽と再会する。しかし、再会を喜んだのもつかの間、彼は事故に遭ってしまう。
悲しみに暮れる雨の前に、あの世からの“案内人”と名乗る男が現れてこう告げる。「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」。しかし、案内人が提示した“心を差し出す”という条件は、雨にとってあまりにも過酷なものだった。
「ミステリと言う勿れ」の制作陣が長崎を舞台に描く
物語の舞台となるのは、異国情緒あふれるノスタルジックで幻想的な街、長崎。本作には、大浦天主堂をはじめ、眼鏡橋やハウステンボスなど、長崎の魅力あふれるスポットが登場する。
脚本を担当するのは、若い世代から絶大な支持を得る純愛小説の名手・宇山佳佑。宇山の描く世界は、「痛み」を伴う不条理な運命を描きながらも、その運命に巻き込まれたキャラクターをあたたかく包み込む、深い切なさとまっすぐな純粋さが特徴。そんな宇山のオリジナル脚本となる。
演出は、公開中の映画「ミステリと言う勿れ」や、「LIAR GAME」(2007年)や月9ドラマ「信長協奏曲」(2016年)など数々のヒット作を手掛けた松山博昭。プロデュースは「ミステリと言う勿れ」シリーズで松山とタッグを組んだ草ヶ谷大輔が務める。